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野口悠紀雄
2018年7月6日 09:53
国ごとの経済成長率には、かなりの差がある。これを、長期的な観点から見ると、つぎのとおりだ。 図1に示すように、中国の実質GDPの成長率は、1980年から2010年頃までの期間を通じて10%程度だったのに対して、日本とアメリカの実質GDP成長率は、80年代には5%程度だったが、90年代以降は5%未満に低下した。図表1 日米中の実質経済成長率(%) この結果、世界のGDPに対する比率も、図