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プーケットより、肩書きの話
今、プーケットにいます。
今私が住んでいるシンガポールも南国だけど、都市だからそれほどリゾート感はないの。
プーケットはやっぱりもっとのんびりとしていて、たまに何もしないゆっくりするだけの時間を持つのっていいなぁと感じてるとこ。
さてさて。
由香が書いてくれた、肩書きについての話、とても面白かった!
肩書き自体が名刺のようなものなんだろうね、きっと。
名刺に、会社名とか職種とか役職とか書いてあるように、フリーランスの人にとっては、肩書き自体がその人の仕事全体を表すものになるんだなって思った。
カタカナの職業名がすごく増えてきているじゃない?
〇〇オーガナイザーとか、〇〇コーディネイターとか、〇〇プロデューサーとか。
そういうのを、私はこれまでなんとなく斜に見てて、うさんくささしか感じられないと思っていたけど(笑)、
そうやって新しい言葉で職業を表すことで、「これまでの既存の仕事と違うことを私はやりたいんです」っていう意志が伝わるんだね。
すごい納得した!
私自身、今編集者でライターであるけど(名刺にもそう書いてある)、雑誌やウェブの記事を編集したり書いたりする以上に、由香と一緒で、「編集」というスキルをもっと別の分野にも生かしていきたいと思ってる。
そういうときに、「編集者です」って名乗るより、
「ブランドエディターです」って名乗る方が、新しい仕事と出会える可能性も増えそう。
なんか、やっぱり私も古い人間で(笑)、「肩書きより、中身だ」とか、「実が伴わないのに、壮大な肩書きなんてかっこわるい」とかすぐ思っちゃうんだけど、
これも今の時代にはそぐわないのかもね。
自分をどう売り込むのかってことも含めて、仕事をしていかないといけないなって、反省しました。
そして、既存の職業の範囲に収まらないものを作っていくってことが、すごく大事なんだと思う。
みんな、どうしても、これまでに存在する仕事にとらわれてしまうじゃない?
私ももちろんそう。
小学生だって、将来の夢と聞かれれば、「お花屋さん」とか「サッカー選手」とか答えてしまうし、大人も既存の職業の中で良いと思うものを押しつけがちだよね。
でも本当は、今の枠に収まらない方が、新しい価値を作り出せて、モチベーション高く働けるうえに、社会的にも経済的にも成功できるんじゃないかと思う。
今、私たちはもうひとつ「No Edit, No Life」という、編集ってこういうことだよというマガジンをやっているじゃない?
それにつながる、私たちが編集スキルを使ってやりたいことについて、良かったら次回に書いてみない?
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