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断捨離スイッチ押したら、棚からカメラ。

31歳になったので?いやそういうわけじゃない、たまにスイッチが入るんだ。断捨離スイッチ。

気持ちや方向性を整理したいとき、無性に捨てたくなる。新しい何かを求めて色んなものを手放してみる。そんなコトをたまにする。

今日がそのときだったようだ。朝起きて、ふと目に入ったiMac。もう6年ここにいる。Airを買ってからというものめっきり電源をいれなくなってしまった。さようならをするときが来た。

ゴソゴソと押入れから化粧箱をだす。整理中によくある他のものに手をだす行為、あれはなんなんだろうね。たぶん引っ越してきてからだからこれも6年、このBOXを開いてなかったなと手を伸ばす。

あれ。あれ?!実家に置いてきたか、無くしてしまったか、行方不明になったと思っていたカメラが出てきた。それは、私の写真の原点であるフイルムカメラだった。中学生の頃、祖母がくれた祖父のフイルムカメラ。遠足も、登下校中も、いつも持ち歩いていたフイルムカメラだ。

空のフイルムケースが3個。未使用のフイルムが2本あった。流石に電池は切れていた。液漏れしてないか、すぐ確認。無事だった。ほっとした。よかった〜♪きっと期限切れであろうフイルムで試し撮りをしよう。

びっくりしたのが、しっかりと“時”を刻んでいたことだ。すごいな。フイルムカメラ。デジタルカメラだと、数ヶ月放置してしまうだけでリセットされ再設定しなければいけないのに。時刻までもぴったり刻んでいた。

6年ぶりに再会を果たしたので紹介しよう。この子の名前は

**RICOH TF-500D **

当時の価格は、¥55,800 。結構いい値段。1987年3月に発売されたモデルで私の1つ歳上のカメラなんだなぁ。とあの頃は知らなかったことが判明してちょっと楽しくなってきた。
((あれ、おい、iMacはどうした?笑))

今では珍しい、2焦点カメラ。単焦点が二つと言うことですね。35mmと70mmが使えるカメラとなり、コンバーターレンズを使用すると105mmまでカバーできるみたい。

【35mm F2.8 使用時】

【70mm F5.6 使用時】

焦点距離の切り替えをする時の機械音がとってもレトロで可愛らしくて愛らしい。傷だらけのカラダが当時の記憶を刻むようにあちこちにある。愛でてしまうやろ〜。と心で、いや、声に出していた。

このね、勝手に上がっちゃうパターンのフラッシュとか。

小さなフイルム確認用の小窓とか。

しっかりメイドインジャパンな所も。いいね。古き良きモノ。残していきたいね。大事にしよう。


今日の私へ。断捨離スイッチを入れてくれたおかげで、おじぃちゃんの形見のフイルムカメラと再会できたよ。ありがとう。


#日記 #カメラ #思い出 #フイルム #フイルムカメラ #オールドカメラ #RICOH #リコー #とは #大人になったものだ

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安永 明日香
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