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福岡県朝倉地区のFREE情報マガジン「アサクラノート」と申します。 https://…

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福岡県朝倉地区のFREE情報マガジン「アサクラノート」と申します。 https://www.instagram.com/ask.note/?hl=ja

マガジン

  • アサクラノート2号

    アサクラノート2号のテーマは「伝統」 伝統という考え方を考えよう。 2022年5月末発行

最近の記事

甘木祇園山笠2022

2022.7.15/14:00〜 朝倉市にも祇園山笠祭りがありますが、 コロナ禍ということもあり、 今年は3年ぶりの開催となりました。 ヨシ!と意気込んで開催を計画したところ、 この3年という月日は意外にも重く、 地域の少子高齢化が浮き彫りになっていたことを 知らされました。 明るく、山笠らしい勢いのある動画にしようと思いましたが、結構、地方の問題提起を掘り起こしたショートムービーとなっています。 が、やっぱりポップで明るいですよ。 ぜひご覧下さい。

    • 再生

      伝統を考える / Think about tradition

      朝倉市にある伝統工芸「甘木絞り」 その職人である西村政俊が、今考えている"伝統"についてを語ってくれた。 ・伝統という意味をどう捉えているか?  ・甘木絞りは伝統か伝承か? ・甘木絞りの世界に入って難しく感じたことは? ・メディアとの関わり方・戦略 ・朝倉市蓼藍栽培プロジェクト ・甘木絞りの未来 この伝統についての新しい彼の考え方は、 他の分野・業界にも役立つ内容になっています。 FREE公開ですので、教材や資料等にもご自由にお使いください。 この動画は、フリーマガジン誌「アサクラノート」の取材から撮影したものです。

      • これからの伝統工芸 (第5最終話)

        -これまで同じ業界団体から反発はありましたか? この甘木絞りの技術を後世に伝えていく大切さ。 この甘木絞りを絶やさず残し発展させていく大切さ。どちらもすごく重要であり、それらをわかりやすく伝えるために彼は絵本にしてそれを表現してくれた。朝倉の子どもにも大人にも見て欲しい。 そしてさらに今、彼は甘木絞り職人をしながら、服飾の専門学校講師もしている。これらのようにいろんなベクトルから彼が感じ取っているリアルな"伝統工芸"についての話を世代問わずたくさん伝えてほしい。 -今後の

        • 伝統工芸の問題点(第4話)

          そもそも彼は甘木絞りを"伝統"と考えているのか? それとも"伝承"として考えているのか? -甘木絞りの世界に入って難しく感じたことは? -甘木絞りを産業として長く受け継いでいくことが一つの壁になっているということか? -それを解消するにはどうしたら良いか? -事業の開始当初と今とは状況は変わりましたか? つづく

        甘木祇園山笠2022

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        • アサクラノート2号
          6本

        記事

          伝統と伝承は違う。 新しいことにチャレンジし続けよ!(第3話)

          ただ彼は、「伝統と伝承を同じに思っている人が多いのではないか」と主張している。このことは自書の絵本"せめろ!でんとう!"にも重要な視点として描かれていた。 昔の人は時代が変化するたびに新しいものを作り続けてきた。 環境が変わるたびに知恵を出し、環境に対応して変化し続けてきた。 ゆえに伝統には先人たちの技術や知恵がたくさん詰まっている。 伝統とは挑戦と進化の上で伝えられてきたものなんだと。…ということは、私たちがこれまで捉えていた伝統の意味とは伝承に近いものがあったということ

          伝統と伝承は違う。 新しいことにチャレンジし続けよ!(第3話)

          伝統とは?の解に… (第2話)

          彼に初めて会ったのが約5年前。クラウドファンディングで、朝倉の伝統工芸"甘木絞り"を復活させたい!というプロジェクトが私のSNSのタイムラインに飛び込んできた。すぐにDMでアポイントを取り、5号線沿いのスターバックスで初対面から伝統工芸に対する想いや熱意を語ってくれた。 1987年福岡県朝倉市生まれ。 服飾の専門学校を卒業後、広島・東京などのアパレル企業に従事。2015年に福岡へ帰省後、久留米絣のメーカーに就職する。その後、地元"甘木絞り"と出会い、技術を学びながら伝統工芸

          伝統とは?の解に… (第2話)

          Think about tradition / 伝統という考え方を考える(第1話)

          前回、創刊号を発行した時、次号のテーマは決まってなかった。まぁ、ゆっくり決めたらいい…と思っていたところに予想通り締め切りが迫ってくる。私の人生、この過ちを何百回繰り返してきたことか。ホント学習しない。さらに厄介なのは、締め切りという恐怖が近づけば近づくほど妙に落ち着きが増してくる。「まぁ珈琲を一杯飲んでから」とか言い出して書かないこと何日も。本当のダメ人間とは私。 と言いつつも、テーマが決まりだせば原稿も流れ出す。 今回のお題は"伝統"。朝倉には"甘木絞り"という絞り染め

          Think about tradition / 伝統という考え方を考える(第1話)

          アサクラノート2号のあとがき

          朝倉のフリーマガジン「アサクラノート2号」のテーマは伝統を考える。 創刊号から発行まで2ヶ月ちょっとかかってしまった。結構2ヶ月に1回発行のノルマは思ってより少し厳しめ。次の次までテーマを決めてないとなかなか進まないし、印刷にどうしても1週間がかかるので、分かっていながらも取材・制作までダラダラと時は過ぎていく。 今回のテーマ「伝統の考え方を考える」は、甘木絞りという朝倉の伝統工芸を取り上げたものだが、その伝統工芸師 西村氏の考え方をピックアップしたものだ。 ゆえに甘木絞り

          アサクラノート2号のあとがき

          朝倉での生活はシンプルで効率が良い

          実際に香港・ロンドン・朝倉と住んでみて、どう思っているのか。我々が憧れるヨーロッパ(ロンドン)、ビジネス都市(香港)。私ならロンドンがいいな。だが彼は朝倉を選び、住む。住み心地は最高だという。どんなところが?その解は「朝倉は生活の効率が良い」という表現だった。 逆に物足りないと感じないのか? 改めて外の国から見た「朝倉」の良いところを聞くととても新鮮で面白いワードが飛び交う。 田舎は生活効率が良いという考え方。情報や選択肢は多い方がヨシとされてきた現風の考え方を180度

          朝倉での生活はシンプルで効率が良い

          生活のスタイルは香港もロンドンも変わらない。それに朝倉はそんなに田舎じゃないよ。

          「ロンドン大学の留学生は半分が中国人、あとはシンガポール・マレーシア・インド・日本人でアジア系が多かった。だから環境があまり変わらなく感じたのかもしれない。でも香港もソウルもロンドンも結局都市だしね。世界中都市はそんなに変わらない。」 地下鉄・バスに乗って通勤通学し、帰りのスーパーで食材買ってご飯を食べるライフスタイル。買い物はショッピングモールに行き、お酒を飲むときはバーに行く。当時からスマホもあった。この世代は世界中どこの場所に行っても道に迷うことはないし、YouTub

          生活のスタイルは香港もロンドンも変わらない。それに朝倉はそんなに田舎じゃないよ。

          香港・ロンドン・朝倉に住んでみて…一番刺激的なのは朝倉かな。(嘘だろう?)

          彼の食事スタイルは、朝食抜き、講義を受けた後、学食ランチへ。時々弁当、時々隣のチャイナレストランで食事をする。夜はほとんど自炊をした。ご存じの通り、英国の物価はとにかく高い。外食はほとんどしなかったという。高いから?の質問に「いや、マズいから笑。」ただロンドンのレストランが全て美味しくないわけではないらしい。高いレストランは美味い。安いレストランは不味いというシンプルな話だ。 食も文化もそうだが、香港・ソウルからロンドンに移り住んだ時、生活スタイルの違いや戸惑いは大きかった

          香港・ロンドン・朝倉に住んでみて…一番刺激的なのは朝倉かな。(嘘だろう?)

          欧州の大学はブッフェ・バイキングスタイル。日本やアジアの大学は定食スタイル。

          住まいは大学近くのELEPHANT AND CASTLE(エレファント&キャッスル)を転々としていた。彼は退職後1年間、ロンドン芸術大学に籍を置くこととなる。御校は世界の芸術大学でもトップクラスの学校。ファッションデザイナーのアレキサンダー・マックイーン、ジョン・ガリアーノなど、多くの著名なデザイナーやクリエーターを輩出している有名校だ。 そこでの生活やプライベート、学びはとても刺激的であった。が、実は半年くらいロンドンの学校システムに戸惑っていたとのことだった。 「ここで

          欧州の大学はブッフェ・バイキングスタイル。日本やアジアの大学は定食スタイル。

          特集:世界から見た「アサクラ」

          岑國希(シャム クォク ヘイ)。通称コクヘイさん。 現在、彼は朝倉市地域おこし協力隊のインバウンドチームに所属し、日々の活動に取り組んでいる。またのちに述べているが、これまで彼は35の国を旅し、仕事や留学で香港・ソウル・ロンドン・日本と住み渡ってきた。そこで体験した彼の生活実感や彼の吐く独特の比喩表現を使った話し言葉がとても面白く、私が個人的にとても興味を持ったのがそもそもこの取材の始まりである。 2021年12月末、朝倉市の某カフェにて。彼と会うのは2回目。全身黒でコーデ

          特集:世界から見た「アサクラ」

          アサクラリアル創刊号 あとがき

          第1投稿目が「あとがき」ってどういうこと?って感じですが。 アサクラノート2号発行後、数ヶ月前に発行した創刊号のことなので、タイトルをあとがきにしてみました。 考えよりも先に行動したこのプロジェクト。 偏差値40前半の文章力でアサクラの良さを伝えることができるのか? 素人がフリーペーパーの製作・運営のやり方を知ってるのか? 考えたら一生進まないとこの難題に飛び込み、 のちにこの創刊号を読み直したら想像以上に反省ばかり。 しかしその想像以上の反省も想定内。 そもそも私に地域

          アサクラリアル創刊号 あとがき