子どもに読み聞かせしたい・読ませたい本100
ウサギ仙人(ウ仙)から読書習慣が大事だと教えられた亀子であったが、
亀子「ところでうちの鶴太郎にはどんな本を読めばよいんでしょうか?」
ウ仙「わしがおススメしておるのは、以下の100冊じゃな」
(幼児向け)
1)日本神話「国生み」
2)日本神話「天の岩戸」
3)日本神話「八岐大蛇」
4)日本神話「因幡の白兎」
5)日本神話「海幸彦・山幸彦」
6)日本神話「天孫降臨」
7)日本神話「神武天皇の建国」
8)日本民話「桃太郎」
9)日本民話「花咲じいさん」
10)日本民話「かちかち山」
11)日本民話「さるかに合戦」
12)日本民話「したきり雀」
13)日本民話「分福茶釜」
14)日本民話「猿の生き肝」
15)日本民話「天の羽衣」
16)日本民話「わらしべ長者」
17)日本民話「おむすびころりん」
18)日本民話「つるの恩返し」
19)日本民話「かさこじぞう」
20)日本民話「姥捨山」
21)ロシア民話「大きなかぶ」
22)ドイツ民話「ブレーメンの音楽隊」
23)フランス民話「ながぐつをはいたねこ」
24)ノルウェー民話「三匹の子ヤギのガラガラドン」
25)グリム童話「狼と7匹の子ヤギ」
26)グリム童話「白い蛇」
27)アラビアンナイト「アリババと40人の盗賊」
28)アラビアンナイト「アラジンと魔法のランプ」
29)にしもとよう「うまれてきてくれてありがとう」
30)瀧村有子「ちょっとだけ」
31)アリスン・マギー「ちいさなあなたへ」
32)ルース・エインズワース「こすずめのぼうけん」
33)佐野洋子「100万回生きたねこ」
34)新美南吉「がちょうのたんじょうび」
35)新美南吉「あめだま」
36)新美南吉「子どものすきな神様」
(小学生向け)
37)葉室頼昭「にほんよいくに」
38)レオ・バスーカリア「葉っぱのフレディ」
39)シェル・シルバスタイン「おおきな木」
40)エドモンド・デ・アミーチス「母をたずねて三千里」
41)ラフカディオ―・ハーン「稲村の火」
42)きしらまゆこ「ラッキーガーコ」
43)草場 一寿「いのちのまつり」
44)小川未明「小さなねぢ」
45)小川未明「赤い蝋燭と人魚姫」
46)トルストイ「人にはどれほどの土地がいるか」
47)トルストイ「二人の老人」
48)袁了凡「こどもたちへ 積善と陰徳のすすめ」
49)芥川龍之介「杜氏春」
50)芥川龍之介「蜘蛛の糸」
51)太宰治「走れメロス」
52)有島武郎「一房の葡萄」
53)寺田寅彦「茶碗の湯」
54)新美南吉「手袋買いに」
55)新美南吉「ごんぎつね」
56)新美南吉「赤い蝋燭」
57)夏目漱石「坊っちゃん」
58)夏目漱石「吾輩は猫である」
59)宮澤賢治「虔十公園林」
60)宮澤賢治「注文の多い料理店」
61)宮澤賢治「どんぐりと山猫」
62)宮澤賢治「山梨」
63)宮澤賢治「よだかの星」
64)宮澤賢治「セロ弾きのゴーシュ」
65)松林たづ「青の洞門物語」
66)ときたひろし「お父さんさんへの千羽鶴」
67)市居みか「世界一のパン~チェルシーバンズ物語~」
68)エドモンド・デ・アミーチス「父の看病」
69)レオ・レオニ「スイミー」
70)ツェーザル・フライシュレン「波間に響く歌声」
71)杉原幸子「杉原千畝物語―命のビザをありがとう 」
72)葛城しん「友情の海碑―甦るエルトゥールル号」
73)日野原重明「十歳のきみへ―九十五歳のわたしから」
(中学生向け)
74)きしらまゆこ「ミドリのカエル茶色のカエル」
75)道徳教育をすすめる有識者の会「13歳からの道徳教科書」
76)恵隆之介「海の武士道―The Bushido over the Sea」
77)宮澤賢治「竜のはなし」
78)宮澤賢治「洞熊学校を卒業した三人」
79)宮澤賢治「銀河鉄道の夜」
80)芥川龍之介「羅生門」
81)徳冨蘆花「不如帰」
82)幸田露伴「五重塔」
83)中島敦「名人伝」
84)中島敦「弟子」
85)下村湖人「青年の思索のために」
86)トルストイ「人は何で生きるのか」
87)トルストイ「愛のあるところには神もいる」
88)竹内 慶夫「セレンディップの三人の王子たち」
89)吉野源三郎「君たちはどう生きるべきか」
90)司馬遼太郎「二十一世紀に生きる君たちへ」
91)山本有三「路傍の石」
92)寺田寅彦「科学と科学者の話」
93)中谷宇吉郎「雪は天からの手紙」
94)池間哲郎「あなたの夢はなんですか?」
95)水野敬也「四つ話のクローバー」
96)スペンサー・ジョンソン「チーズはどこへ消えた」
97)アレックス・ロビラ「Good luck」
98)竹村亜希子「易経 陽の巻―夢をもつってどういうこと?」
99)竹村亜希子「易経 陰の巻―結果が出ないときはどうしたらいい?」
100)竹村亜希子「易経 青龍の巻―自分の足で歩いていくってどういうこと?」
亀子「わたしも読んだことのない本がいっぱい入ってますね。幼児向けに神話が並んでいるのはどうしてですか?」
ウ仙「歴史学者のアーノルド・トインビーが『十二、十三才くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる』と言っておるんじゃよ。どうせ本を読むなら、文化とか歴史を教えたほうがいいじゃろぅ」
亀子「ちなみにこの100冊はどういう基準で選んでいるんですか?」
ウ仙「『文章がきれい』ということと『物語の中に学びがある』という2点じゃな」
亀子「ありがとうございます。じゃ早速うちの子どもに読んでみようと思います」
こうして亀子はレベルが上がった。
子どもに読み聞かせたい本リスト100を覚えた。(つづく)
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?