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日本オートマチックマシン(JAM) 外国人社員インタビュー(ASIA Link 社長LIVE2025)

留学生の就職支援をしております、ASIA Linkです。

2024年3月13日(水)に「社長LIVE2025」(25卒 新卒留学生対象 新卒採用イベント)を開催いたします!

「社長LIVE」とは、留学生の新卒採用、就職マッチング会です。留学生が企業のトップである社長と直接話せる、貴重な機会です。2024年はZoomオンラインで開催します。参加されたい留学生の方は、ぜひエントリーをしてください!

今回は日本オートマチックマシン(JAM)にエンジニア職で就職をされた、元留学生・外国人社員のFさんのインタビューをお届けします。

Fさんは、自動車のワイヤーハーネスの自動圧着機のアプリケーターの設計・開発をされているエンジニアです。

一般消費者にとって、自動圧着機は、あまり馴染みのないものですが、自動車の中の部品と部品をつなぐ、車の中の神経と血管の役割をしているワイヤーハーネスという部品があります。各ワイヤーハーネスの製造メーカーに、ワイヤーハーネスを作る機械である自動圧着機を販売しているB to Bメーカーが日本オートマチックマシン(JAM)です。

くわしくは、Fさんのインタビューでご確認ください!


毎日、設計の新しい技術を学び、エンジニアとして成長中 「外国でエンジニアとして働きたい!」という夢が叶いました

日本オートマチックマシン 外国人社員 Fさん

- Fさんは、入社前、日本で働くことについてどんなイメージを持っていましたか。

ちょっと怖かったです。社会人はどんな感じかな? 会社の雰囲気は厳しいかな? という心配はありました。

タイ人と日本人の性格の違いがありますよね。時間に対する考えた方も日本人はすごく厳しいので、失敗したらどうしよう、大丈夫かな、能力が足りるかな、という気持ちがありました。

- 実際に入社してから、そのイメージは変わりましたか。

思っていたより、よかったです。大学院の研究の方がストレスフルだったかなと思います。入社後は技術部のみなさんに、わからないことがあれば質問できます。みなさん優しいので怖くないです。いろいろ相談できます。忙しいときに質問をしても「遠慮しないで。大丈夫」といろんな情報を教えてくれました。

- 1年目と2年目で変化はありましたか。

JAMの製品は端子の種類がたくさんあります。1年目は標準的な主力製品の設計を担当していました。2年目は、ほかの複雑な製品の設計や開発をするチャンスがありました。形状が特殊なものや、仕様がちょっと厳しい物の担当が増えて、仕事の幅が広がりました。

標準規格でも端子が違ったら部品を加工したり形状変更を考えないといけないんです。部品がぶつかる可能性や圧着した後はどんな形になるか、計算をどうするかなど、考えないといけないです。毎日新しいことを勉強しないといけないですね。

- 入社後はどんなお仕事をされていましたか。

圧着機械第一グループ(横浜事業所)に配属され、最初の4か月は研修があって、先輩方からの講義を受けました。設計の練習や計算、プログラミングについて学びました。図面を書く練習をしました。あとは、JAM社内の測定器の使い方を覚えました。

- 新しいことを学ぶときは、苦しいこともあったんじゃないですか。

いや、楽しかったですね。プログラミングの機械の画面の言葉が全部日本語だったので、プログラミングの勉強をしながら、日本語も勉強しました。メモもなるべく日本語で書きたかったです。新しいことを学ぶのは楽しいです。工場で組み立ての練習もしました。

- 今、どんな仕事をされていますか。

40から50の部品を選んで、わたしはアプリケーターの設計をしています。悩んだときは三次元のパソコンを使ってシミュレーションします。組立は製造部門の方にやってもらいますが、急ぎのときは自分で設計したものを組み立てることもあります。

端子と電線をつなげるためには、まず電線の被覆の部分をはがして、芯線だけ残します。元々は、はんだ付けをしていたのですが、今はクリップを使って、端子と電線をつなげられるようになりました。そのクリップの歯型の形状の設計をしています。仕様ごとに幅や高さ、長さが違うので、毎回寸法が変わります。標準規格で済むこともありますが、お客さんごとに変更します。

それから、端子から電線が抜けてしまうと困るので、そこのひっぱり強度が重要です。高さや幅はお客さんと調整することもあります。

- 顧客(取引先)は自動車メーカーが多いんですか。

自動車メーカーもありますし、家電メーカー、医療機器(内視鏡カメラ)などもあります。

- 仕事をするときに意識していることや気を付けていることはありますか。

ときどき、お客様からいただいた仕様が難しいなと思ったら、設計の前に、営業さんに確認をお願いすることもあります。たとえば電線が太いのに、端子のバレルが短いと、クリップでカバーができないので、被覆部分が破損してしまうことがあります。そうならないように気を付けています。

- 仕様書を見て、どれぐらいで判断できるようになりましたか。

1年目は全然自信がなかったので、先輩と一緒に確認しながら、作業をしていました。2年目からは、ある程度は自信を持ってできるようになりました。

- この会社に入ってから、どんなところでご自身が成長したと感じますか。

設計関係のことですね。いろんな計算の基準の数値があって、それを覚えました。はじめは標準規格のものでも、いつもマニュアルを見ながら設計をしていましたが、今は覚えているのでマニュアルは見なくても設計できる感じです。ほかの種類だと、まだマニュアルは必要ですね。

- これから会社でチャレンジしたいことや目標はありますか。

端子の種類がたくさんあるので、ほかの種類ももっと勉強したいです。同じ部署のO先輩はいろんな端子の設計ができて、しかも設計時間が短くてとても速いので、尊敬しています。O先輩のようになりたいです。

- 一個人として、将来の夢やキャリアプランはありますか。

子どもの頃から、海外で働きたいという夢を持っていました。今はそれが実現しているので、先のことはあまり考えていないです。夢が叶っているので、このまま続けたいなと思っています。

- 日本オートマチックマシンのいいところは、どんなところだと思いますか。

雰囲気が優しくて、ちょっと学校っぽいところです。ほかの会社のことはわかりませんが、10時と15時に10分休憩があって、リフレッシュできます。タイの学校と休憩時間が同じなので、安心しました。最初はわたしの日本語が下手だったので、翻訳アプリで教えてくれたりもして、ありがたかったです。

それだけでなく質問をすると、優しく説明してくれます。質問に対する答えだけでなく、考え方を教えてくれるので、あとで応用することができます。結果だけでなく流れを理解することも必要です。考え方を理解しておけば、どうしてこの結果になるのか、どうしてこのやり方なのか、ほかの作業のときも応用できると思います。

- 日本オートマチックマシンに入るかもしれない後輩にメッセージはありますか。

大学院は福岡だったので、入社前に横浜へ引っ越してきました。技術部のマネージャーさんに「どうアパートを探せばいいかわからないから手伝ってほしい」とお願いしたら、会社は一緒に探してくれて、契約するところまでサポートしてくれました。

家賃補助もあるので助かっています。

日本オートマチックマシンはとてもいい会社なので、ぜひ応募してください!

日時:2023年12月12日
場所:日本オートマチックマシン 横浜事業所
インタビュアー:ASIA Link 相馬
記事編集・構成:ASIA Link 小川

インタビュー概要

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次回はテックプロジェクトサービスの小原社長のインタビューをお届けします!

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