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半田重工業 外国人社員インタビュー(ASIA Link 社長LIVE2025)

留学生の就職支援をしております、ASIA Linkです。

2024年3月13日(水)に「社長LIVE2025」という25卒の新卒留学生対象の新卒採用イベント)を開催いたします!

「社長LIVE」とは、留学生の新卒採用、就職マッチング会です。留学生が企業のトップである社長と直接話せる、貴重な機会です。2024年はZoomオンラインで開催します。参加されたい留学生の方は、ぜひエントリーをしてください!

今回は半田重工業の外国人社員のSさんのインタビューをお届けします。

半田重工業はフォークリフトの油圧シリンダーの国内シェアが60%の機械の部品メーカーです。近年では画像検査装置の製品化に成功されています。開発チームにおいては、多くの外国人社員の方が携わり、中心的な活躍をされています。Sさんも画像検査装置の開発・製造に関わっている方です。

詳しくは、インタビュー記事をお読みくださいませ。


画像検査装置の開発に携わり、日々仲間と試行錯誤
~これまでの世界にない、ユニークな製品を作っていることに誇りを感じています~

Sさん エンジニア・プログラマー職
インド出身2022年8月入社

半田重工業 プログラマー Sさん

- Sさんは何年に入社されたんですか。

2022年8月に入社しました。

- Sさんは、インドの大学を卒業されて、すぐ日本に来たんですか。

卒業後はインドの会社に就職しました。以前はWEBサイトのテスト業務をやっていました。新型コロナウィルスの問題があったときは、オンラインの英語の先生をやったりしていました。

- 日本で働こうと思った理由は何かありますか。

日本は機械メ-カ-も多いですし、技術が優れている国なので、日本に行きたいと思っていました。

- 半田重工業に入社してからは、いかがですか。

毎日新しい仕事で、いろいろなチャレンジができるので、勉強することはとても多いです。

- たとえば、どんなチャレンジがありますか?

画像検査装置のプロジェクトでは、設備の使い方や撮影の仕方や、準備をしたり、どんなプロセスがいいかなど考えなければならないことがたくさんあります。画像処理の方法などは、まずは一人で考えて、判断ができなかった場合は、先輩や上司に相談をしていい結果が出せるようにします。

- 半田重工業に入った後の研修では、どんなトレーニングをしましたか。

入社後は、アプリケ-ションの開発を担当したので、プログラミング言語のC#の勉強をしたり、小さなタスクをもらったりして練習をしました。勉強して、プログラミングして、何か問題あったら先輩に相談して、そのような研修でした。

- もともと画像処理の仕事がしたくて、この会社に入ったんですか。

はい、そうですね。興味がありました。

- 会社に入ってからは、この画像処理の部門でずっと働いていますか。

はい。今はいろいろなアプリケーションの開発をしています。カメラの設定や撮影の方法、デ-タの分割やデ-タの分析などのアプリ開発です。

半田重工業 画像検査装置

- 大学の時は情報(IT)専攻で勉強していたんですか。

はい、そうですね。大学の時、イメージプロセスや画像処理について研究していました。

- 入社後に新しく勉強したことはどんなことですか。

カメラ撮影の経験はなかったので、それは新しい経験ですね。大学では先生からもらったデータで研究していましたが、入社後はデータベースを自分で作って、自分で分析をしています。マシンラーニング(機械学習)ですね。

- 普段、コミュニケ-ションするときに気をつけていることはありますか。

みんな優しいですから、コミュニケ-ションに問題はないです。英語と日本語の両方を使って、話しています。

仕事でわからないことがあれば、大学の先生にも相談しています。週に一回ぐらい、画像処理やディープラーニングの専門の先生が、会社に来て、一時間半ぐらい講義をしてくれるので、その先生に相談することができます。

- Sさんは入社してから1年半ぐらいですが、仕事のなかで成功したことや失敗したことはありますか。

画像処理のやり方をいろいろ試行錯誤してきました。もっといい方法はないかなと探している感じです。

- Sさんが入社されてから、一年半で印象に残ったことはありますか。

後輩ができて、教える立場になったときはうれしかったですね。毎日頑張って、レベルアップしました!

- これまで、いくつぐらいのプロジェクトの経験がありますか。

5つぐらいです。プロジェクトによりますが、大体、期間は3か月ぐらいです。プロジェクトによっては同時並行でやることもあります。

- 仕事をしていて、やりがいを感じられるのはどんなときですか。

私たちは世界でユニ-クな製品を作っていますので、「私が作りました!」と言えるのは、とても嬉しいですね。

- 今、仕事をしていて、モデルとしている先輩はいますか。

M部長ですね。いつも優しくていろいろな分野のことに詳しいです。相談するとき、勉強になることが多いですし、リーダーとしても素晴らしい人です。

- これからどんな風にステップアップしていきたいですか。

機械学習の勉強をもっと頑張ってやっていきたいですね。そこをレベルアップできれば、プロジェクトの流れがもっとスムーズに進むと思います。

- 半田重工業の魅力は何だと思いますか。

緊張しないで、自分の考えをみんなに発表することができます。自分の考え方や自分の意見が言いやすい環境が魅力だと思います。

日本語のレッスンのサポートもあります。私の日本語も以前よりレベルアップしたと思います。チームの人が助けてくれますし、インドから来日するときもサポートがありました。アパートの契約や、どこで買い物をしたらいいか、いろいろ教えてもらいました。

あと会社には食堂があって、美味しいので、毎日、楽しみにしています。

- 日本に来る前、日本で働くときのイメージはどんなものでしたか。

日本人は働き過ぎると思っていましたが、この会社はそれほど厳しくなかったです。同僚のスキルが高いので、仕事を終わらせるスピードも速いと思います。

あと、日本人は冷たいイメ-ジもありましたが、コーヒーを飲むときにおしゃべりもしたりして、みんなあたたかいですね。

- チームにはいろんな国の人がいますが、いろんな文化の人がいると、どんなメリットがありますか。

それぞれのアプローチが違うので、とても勉強になります。何か問題があったとき、どうやって解決するか、その計算方法やプロセスに対する考え方などは、それぞれ違います。あと、チームで仕事をしているので、ポジティブな姿勢というのは大事だと思います。

- 外国で働くのは大変なことだと思います。Sさんは日本に来てから、何か変化はありますか。

日本に来てから、「規律」が大事だと学びました。日本では5分前に到着することが当たり前です。インドはそうではないですね。ごみの分別も、きちんとやるようになりました。ちゃんと掃除もしているので、帰宅後に気持ちがいいですね。そういうことを学べたのは、とても良かったと思っています。

- 最後に、半田重工業への応募を考えている留学生にメッセージをお願いします。

半田重工業は、エンジニアがどんどん新しいことにチャレンジができる環境です。これまでにないユニークな製品を作りたい人は、ぜひ、応募してください!

日時:2024年1月12日
場所:オンライン(ZOOM)
インタビュアー:ASIA Link 相馬
記事編集・構成:ASIA Link 小川

半田重工業 外国人社員インタビュー

★社長LIVE2025のご案内(25卒 留学生新卒採用イベント)

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★これまで社長LIVE2025の記事はこちらでご確認ください。

★半田重工業の新美 彰崇社長のインタビュー記事はこちらです。

あわせてお読みいただけますと幸いです。


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