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シンガポールでSTAY@HOME 9月27日(水)通算1269日目 グリーン(DORSCON)227日目

シンガポールでは2023年2月13日に、病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関におけるマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOの明確な終息宣言はないままです。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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9月27日(水)通算1269日目 グリーン(DORSCON)227日目

 昨晩になってから知ったのだが、シンガポールのアッパーブキティマロードという通りの辺りで、第二次世界大戦時の爆弾が100kg見つかり、処理されたらしい。その内47kg分は、爆発可能な状態で、アパート1棟が破壊できる性能というのだから驚きだ。ちなみに見つかった場所は、青い線で示される地下鉄のダウンタウンラインの終点から数えて1つ手前の駅辺りで、住民以外にはあまり馴染みのないエリアだと思う。

 当地の歴史を知っている人は恐らく想像がついていると思うが、爆弾を残していったのは旧日本軍だ。目を通した新聞記事にも、今回の爆弾は占領時の遺物と書かれていた。国土が狭い分、当地は何度も開発をしている。そのため、今回の爆弾が今まで見つからなかったのは少し意外だ。その一方で、祖国の行いが現代においても面倒事になっているという事実に、本当に申し訳ない気持ちになる。

 普段、シンガポールで日本人であることが嫌がられることはない。友好的な人が多く、文化や食を好きだと話してくれる人も多い。それだけに今回のような出来事があると、日頃肩身の狭い思いをしないで済んでいるのは、一重に当地の人々の優しさだと改めて実感する。

 今回のニュースは、どうやら日本語でも報道されているようだ。当地に訪れたことがある人もない人も、ぜひ読んでみて欲しい。

参考文献
The Straits Times「WWII bomb found in Upper Bukit Timah likely to contain about 47kg of explosives」(2023年9月27日14時8分閲覧)
WWII bomb found in Upper Bukit Timah likely to contain about 47kg of explosives | The Straits Times

Yahoo!ニュース「第2次大戦時の100キロ爆弾、爆破処理シンガポール」(2023年9月27日14時9分閲覧)
第2次大戦時の100キロ爆弾、爆破処理 シンガポール(AFPBB News) - Yahoo!ニュース


去年(2022年9月27日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年9月27日)の記事はこちら↓

3年前(2020年9月27日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。







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