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シンガポールでSTAY@HOME 6月30日(水)通算450日目 続フェーズ3強化版の17日目

昨年の4月にシンガポールはロックダウンを開始して、それ以降徐々に規制を緩和してきました。一時期はワクチン接種も始まり、最終段階と言われていたフェーズ3になっていましたが、変異したデルタ株の流行により、以前よりは少し厳しくなっています。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

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6月30日(水)通算450日目 続フェーズ3強化版の17日目

 とある宅配アプリを使って昼食を注文した所、利用したものとは別の会社の制服を着た人が届けにやって来た。頼む会社を間違えたのかと思って、注文に使ったスマホをチェックしてみたが、合っている。あまりに不思議だったためその配達員に尋ねると「自分に合う制服のサイズが無かったから、別の会社の物を着ているんです。もちろん、こっちの会社でも配達の仕事をしていますよ」とのこと。制服の謎は分かったものの、私服ではなく制服を着用しているのは、この配達員の趣味もあるのかもしれない。

 言われてみれば、街中でバイクに積んだボックスと制服の会社がちぐはぐな人を見かけたことがある。自分の見間違いだと思っていたが、この話と合わせて考えてみるに、どうやら実際にあり得ることらしい。見たときの感想を例えるならば、コンビニのローソンに入ったらファミリーマートの店員が居た、という位に驚きだった。それだけに正直な所、服や備品は同じ会社で統一して欲しい気持ちは少しある。ただ、兼業することが認められているのなら、見る側が慣れる方が良いだろう。

 新型コロナが流行するまで、あまり見かけなかった宅配アプリの配達員の姿は、すっかり日常の風景の一部として街に溶け込んでいる。今抱いている違和感が消える日も、きっと遠くはない。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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