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シンガポールでSTAY@HOME 3月11日(木)通算339日目 フェーズ3の74日目

2020年の4月に開始されたロックダウンから、遂に最終段階であるフェーズ3に突入しました。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

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3月11日(木)通算339日目 フェーズ3の74日目

 東日本大震災から、10年が経過した。当時は関東に住んでおり、結構な揺れを感じた覚えがある。ただ、それ以上に記憶にあるのは、その翌日だったか翌々日に行ったコンビニの陳列棚だ。弁当など普段は冷蔵された商品が並ぶ棚に、カップ麺など保存が効く品がズラリと並んでいた。加えて、2Lのペットボトルに入った水は確か売り切れ。何を買おうと立ち寄ったのか、今となっては覚えていないが、その光景を異様だと感じ、その時改めて災害があったことを実感した。しかし、この光景に通じるものを、昨年シンガポールでも見た。言わずもがな、新型コロナの影響で開始されたロックダウンの直前の買い物だ。

 スーパーに行けば、長期保存が効く小麦粉もパスタなどの棚は空になり、会計をしたい人が長蛇の列になっていた。あの時、ロックダウンは1カ月程度だと思っていたが、未来の予測がはっきり立たないため、見えない不安から多くの人が買い込んでいたように思う。シンガポールと日本で国が違うだけでなく、東日本大震災が災害なのに対して、新型コロナウイルスは病気のため、まとめて話すことができない部分は多くある。それでも、人の行動は状況によっては、似通った部分が生まれるようだ。10年が経過して便利な物も増えたが、人間の行動は考える余地があるように思われる。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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