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シンガポールでSTAY@HOME 3月29日(水)通算1087日目 グリーン(DORSCON)45日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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3月29日(水)通算1087日目 グリーン(DORSCON)45日目

 私の住むマンションの周辺では、野良猫が暮らしている。シンガポールのどのエリアにも居る訳ではないらしく、住宅が点在するような場所で見かけることはない。姿を見るとすぐにスマホを構えたくなるのだが、大体において撮影は嫌がられる。性別を知りたくて、お尻の方に回り込むのも「ちょっとやめてください」と冷ややかな目を向けられる。結果的に遠巻きに声をかけることしかできないが、それでも猫好きとしては合えるだけでも嬉しい。ただ、猫はいつも急にどこからともなくやってきて、ある時突然姿を消してしまう。そのため、何年も同じ猫を見るということはあまりない。

 時折、猫にご飯をあげている人と遭遇することがある。周辺を回っているらしく、猫の動向にも詳しい。時には「あの猫は、道の向こうに引っ越しましたよ」などの、情報も教えてくれる。何がきっかけか知らないが、毎回自宅から1時間くらいかけて御飯をあげに来ている人に出会ったこともあった。

 1つの場所から引っ越しを経験することなく一生を過ごす家ネコも居る一方で、定期的に居場所を変更する野良猫も居る。新型コロナウイルスの流行で全く帰国できなかった期間も含めて、大分当地に根を下ろしてきた気がするが、やはり外国人に変わりはない。一定の不安定さを抱えるためか、定住しない猫にどうもシンパシーを感じてしまう。

 
去年(2022年3月29日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年3月29日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。




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