シンガポールでSTAY@HOME 4月7日(木)通算731日目 フェーズ2強化版(2回目)の260日目
2020年4月のロックダウン以降、徐々に規制を緩めてきていたシンガポールですが、変異株デルタが入ってきた辺りから、感染者数に合わせて強化と緩和を使い分けているようです。現在はフェーズ2強化版に戻り、一時期は外食ができない状態でしたが、8月10日よりワクチン接種が完了した人に向けて、再開されました。
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4月7日(木)通算731日目 フェーズ2強化版(2回目)の260日目
昨晩は珍しく、夜8時過ぎに隣の駅にある日系スーパーへ買い物に行った。少し遅めの夕食に刺身を買おうと店に足を踏み入れると、入り口付近にある惣菜がセールになっていた。惣菜コーナーより奥にある刺身は、まだ割引になっていない。店内をよく見ると、従業員がシールを貼っている最中で、もうすぐで刺身や寿司も値引きされそうだ。ふと周囲の客を見ると、みな惣菜コーナーにたむろしている。どうも、従業員が次の場所に移動して、刺身などが割引になるのを待っているようだ。
集団に混じりながら、町中の子どもを笛の男で連れ去った「ハーメルンの笛吹き男」を思い出した。従業員という笛吹き男に魅せられて、その後ろを付いて回る客は私も含めて話の中の子どもと似ているかもしれない。もっとも、この笛吹き男に付いていっても行方不明になることはなく、惣菜や刺身を通常よりも安価で購入できる美味しい権利が手にできる。
日本で暮らしていた頃も、当然スーパーは利用していた。しかし、夜のタイムセールの最中に居合わせたことはないので昨晩の光景がシンガポール独特なのか、日本でも似たようなものなのか、判断がつかない。次の帰国では今回との比較のために、夜のスーパーに出かけてみるのも楽しそうだ。
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