見出し画像

シンガポールでSTAY@HOME 3月31日(木)通算724日目 フェーズ2強化版(2回目)の253日目

2020年4月のロックダウン以降、徐々に規制を緩めてきていたシンガポールですが、変異株デルタが入ってきた辺りから、感染者数に合わせて強化と緩和を使い分けているようです。現在はフェーズ2強化版に戻り、一時期は外食ができない状態でしたが、8月10日よりワクチン接種が完了した人に向けて、再開されました。

―――――

3月31日(木)通算724日目 フェーズ2強化版(2回目)の253日目

 エアコンの清掃業者が、今日やって来る。シンガポールでは年間を通して毎日冷房を使うためか、約3カ月に1度の頻度でプロに清掃の依頼をするのが一般的だ。当地での暮らしも長くなってきて、いつもお願いする馴染みの業者も居る。ただ、新型コロナウイルスの流行以降、家に誰かを上げることへのハードルが高くなり、きっちりとしたメンテナンスよりも家というテリトリーの確保を優先してきた。母の部屋のエアコンから、絶え間なく水が噴射されるようになるまでは。

 部屋のレイアウトの関係で母の場合、ベッドに横たわったときに頭のほぼ上にエアコンがある。そのため、寝ていると水が顔や体にかかって「正直、何で風呂入ったんかなって思う」と零すレベルになったらしい。流石に家に誰も上げたくないと言っていられなくなり、重い腰を上げて今日の予約を取りつけたのだ。

 断っておくと、業者の人を不衛生だと思っている訳ではない。ただ単に、新型コロナウイルスの流行以降、それが人であっても商品でも、外の物に対して過敏になっているのだ。自分でも少し度が過ぎているかな、と思うこともあるが、一旦気になり始めると何でも消毒したくなる。加えて、新規感染者が多いと過敏に除菌しても良い大義名分を得たような気がして、一層緩められない。エアコン清掃が終わった後に「部屋の清掃はしなくていいや」と思える日は遠そうだ。

―――――
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?