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シンガポールでSTAY@HOME 7月13日(火)通算463日目 続フェーズ3強化版の30日目

昨年の4 月にシンガポールはロックダウンを開始して、それ以降徐々に規制を緩和してきました。一時期はワクチン接種も始まり、最終段階と言われていたフェーズ3になっていましたが、変異したデルタ株の流行により、以前よりは少し厳しくなっています。※最近までロックダウンの開始時期を「3月末」と書いていましたが、正しくは4月だったので修正しました。

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7月13日(火)通算463日目 続フェーズ3強化版の30日目

 先日、日系スーパーでミョウバンを使っていないウニを発見した。値段は100g入って1つ約5000円と、決して安くはない。それでも、どこかの和食店で美味しいウニを食べようとすれば、恐らくもっと値段は高くなるし、量も少ないはずだ。日本であれば、もう少し安いとは思うが、帰国できない以上仕方がない。結局、購入した。

 帰宅して、手巻き寿司の具材として食べてみることにする。塩水をたたえた箱から取り出すと、1つ1つがとても大粒だ。ワクワクしながら、海苔に酢飯と共に乗せて巻いて口に運ぶ。美味しい。ミョウバンの苦味がないこともあり、甘味とまろやかさが際立っている。塩水に浸かっていた分、普通の箱詰めよりも一層甘味が引き立っているのかもしれない。一緒に食べた母は「昔食べた、人生で一番美味しかったウニと同じ味がする」と感動していた。

 ネットで調べてみると、同じウニが2箱合わせて6400円で販売されていた。どうやら多くの物と同様に、シンガポールでは2倍近くの値段になっているようだ。鮮度が重要な食品でも、物流のお陰で、遠く離れた土地に居ても食べられるのは有難い限りだ。ただ、こうして一時帰国ができないのは、普段しない贅沢をする良い理由になっている側面があることも、否めないだろう。

参考文献
豊洲市場ドットコム「【ウニ牧場】4年ウニ(キタムラサキウニ)岩手県洋野町産 100g×2P 塩水パック ※冷蔵 y」(2021年7月12日18時39分閲覧)
https://www.tsukijiichiba.com/user/product/21940?option=33058

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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