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シンガポールでSTAY@HOME  6月20日(日)通算440日目 続フェーズ3強化版の7日目

昨年の4月にシンガポールはロックダウンを開始して、それ以降徐々に規制を緩和してきました。一時期はワクチン接種も始まり、最終段階と言われていたフェーズ3になっていましたが、変異したデルタ株の流行により、以前よりは少し厳しくなっています。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

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6月20日(日)通算440日目 続フェーズ3強化版の7日目

 現在のフェーズに入って、1週間が経過した。今日までは、前のフェーズと同様に外食できないこともあるためか「まだ7日目だ」というのが正直な感想だ。現在のフェーズに移行した際に集まる人数の制限は緩和されているものの、政府は依然として基本的に在宅勤務を推奨していることや、元からインドアな性質に加えてこちらに母以外の家族が居ないことも相まって、こちらはあまり実感がない。

 遅めの昼食として、シンガポールにも上陸している喫茶店の星乃珈琲店から、デリバリーを注文した。日本でも当地でも期間限定で販売されている生クリームを挟んだケーキ「たっぷリッチパンケーキ」が食べてみたかったのだ。他にもオーダーしたが、2人家族ということもあってあまり多くは頼まなかった。届いてふと袋の外側にホッチキスで止められたレシートを見ると、手書きの「ありがとうございます」というメッセージと猫のイラストがある。どの注文に対しても行っているのかは分からないが、その手間をかけてくださった人が居ることに、凄く嬉しくなった。

 筆跡から考えて、恐らく当地で働く日本人のスタッフなのだろう。普段から、自分の国籍を意識しながら生活してはいない。それでも、ここで頑張っている人の姿を思い浮かべると、背筋が伸びる思いになる。

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レシートに書かれたメッセージとイラスト。デジタルが主流の中、手書きの言葉は殊更嬉しい。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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