見出し画像

シンガポールでSTAY@HOME  6月17日(木)通算437日目 続フェーズ3強化版の4日目

昨年の4月にシンガポールはロックダウンを開始して、それ以降徐々に規制を緩和してきました。一時期はワクチン接種も始まり、最終段階と言われていたフェーズ3になっていましたが、変異したデルタ株の流行により、以前よりは少し厳しくなっています。家や街の中で感じたこと、その時のニュースに対する考えなどを書いていきます。短い文章ですが、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

―――――

6月17日(木)通算437日目 続フェーズ3強化版の4日目

 国立感染研究所などが、日本にも上陸している変異株のデルタの威力が弱かったとしても、五輪の期間中に緊急事態宣言を発令しなければならなくなる可能性を示唆したらしい。この変異種は非常に感染力が高く、既に感染が広がっているシンガポールでは飲食店でのイートインを全面禁止にしてもなお、収まっていない。元々の予定では来週から飲食が可能になるとの話だったが、ここ数日の感染者数の推移を見るにそれは延期になるように思える。日本よりも厳しい規制を行っている当地でこのレベルなのだから、希望的観測で語るのは大変危険だろう。記事には具体的なことは書かれていなかったが、研究者たちは恐らくかなり高い確率で発令する事態になることを予測しているのではないだろうか。

 アメリカの疾病対策センターでもデルタは危険視されており、昨日「注目すべき変異株」から「懸念される変異株」に変更となったそうだ。また、記事の中で入院リスクが同じ変異したウイルスのアルファと比べて2倍になることにも触れられている。

 日本では一気にワクチン接種が進んでいることは、ニュースで見ている。当地の感染状況と合わせて考えるに、2度の接種が完了していれば、少なくとも重症化はしにくい印象を受けるが、普段の生活ですら支障が出る状況で、本当に五輪を開催するのだろうか。

参考文献
ライブドアニュース「東京五輪の期間中に緊急事態宣言が再度必要になる可能性 試算結果 」(2021年6月17日10時54分閲覧)
https://news.livedoor.com/article/detail/20374937/

CNN「米CDC、デルタ株を「懸念される変異株」に分類」(2021年6月17日10時57分閲覧)
https://www.cnn.co.jp/usa/35172422.html

―――――

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?