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シンガポールでSTAY@HOME 7月16日(金)通算466日目 続フェーズ3強化版の33日目

昨年の4 月にシンガポールはロックダウンを開始して、それ以降徐々に規制を緩和してきました。一時期はワクチン接種も始まり、最終段階と言われていたフェーズ3になっていましたが、変異したデルタ株の流行により、以前よりは少し厳しくなっています。※最近までロックダウンの開始時期を「3月末」と書いていましたが、正しくは4月だったので修正しました。

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7月16日(金)通算466日目 続フェーズ3強化版の33日目

 7月14日の記事にも登場したウニが売られているかチェックするために、外出のついでに先日も日系スーパーに立ち寄った。前回食べてから1週間と経っていない上に、値段も高いことは理解している。それでも、あのまろやかさを再び味わいたい気持ちがあったし、そのスーパーの近くまで用事で赴いていたため、店を覗く位は良いはずだという言い訳もあった。しかし、店頭にウニはなかった。陳列棚のその場所だけ、ぽっかりと空間ができていたのだ。

 元々仕入れをしている数も少ないだろうから、と言い聞かせて違う商品を購入して帰宅した。ただ、ミョウバンを使っていないとは言え、1箱約5000円のウニがシンガポールで大人気ということがあり得るのだろうか、という疑問が頭に渦巻く。少なくとも、初見で買ってみようと思う人が多いタイプの商品とは考えにくい。

 帰宅して事の顛末を母に話すと、誰かが一昨日のnoteの記事を読んだのではないか、と推測し始めたが、同意できなかった。あのスーパーの近所に何人も日本人が住んでいるとは思えない。まして、その多くがそのnoteを読んでいるとは思えないからだ。すると「日本食に関してシンガポール人は、日本人の買い物って結構観察しているから。誰か1人が読んで買いに来ていたら、それを見て追随した可能性はあると思うよ」とのこと。ちなみに母はウニのためにわざわざご飯を炊いて待っており、売り切れだったことには落胆していた。

 もちろん、私のように味を知っている人がリピートした結果売り切れた可能性は十分ある。しかし、1年以上に渡ってシンガポールでの新型コロナの状況や、日々感じたことを書いていることが、自分の視界に入っていない誰かにも届いている結果なのだとしたら、これ程嬉しいことはない。ウニはなくとも、母の推察を勝手に採用しておくことにする。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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