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シンガポールでSTAY@HOME 2月10日(金)通算1040日目 イエロー(DORSCON)291日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。
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2月10日(金)通算1040日目 イエロー(DORSCON)291日目

 来週月曜から公共交通機関でのマスク着用義務が撤廃される。とニュースを見てから、ずっと考えていることがある。いつまでnoteの更新をするか、という話だ。一応、入院病棟等まだマスクを着ける必要がある場所は残っているが、かなり正常化したと言える。

 元々、収束のベンチマークとして、公共交通機関や病院でのマスク着用が撤廃されたらやめ時だろうと思っていたので、そのときが来たとも言える。個人的には、心理的に「もう書かなくてもいいかも」と思っている頃に、昨日のような発表が来て、フェードアウトすると想像していた。しかし、実際には逆の現象が起きている。発表された内容に私の気持ちは今も追いつておらず、ただ戸惑っている。理由の大部分は、私が健康上の問題を抱えているせいだとは思うものの、急に決まった引っ越しのようなショックが拭えない。

 昨日の夕方家の近所を歩いていたら、弱って何度もひっくり返っては体勢を立て直す鳩が居た。ふと、日本の緊急事態宣言のようなサーキットブレーカーが始まる前日の晩にも、弱ってフラフラ歩くねずみを見たことを思い出す。両者が居た場所は違うものの、これがフィクションならば伏線や暗示のように使われるかもしれないな、と思った。実際には偶然でしかないが、過去の事を思い出してしまったため、1つの区切りを迎えていることを再確認する事象ではあった。

 断っておくと世の中が正常になっていくことは喜ばしいことで、以前の方が良かったと言うつもりはない。毎日更新している記事も、違う内容やその後のシンガポールの状況を書くという方法がある。結局、自身の生活で特に何も変わらないとは思うものの、ここ数年でソーシャルディスタンスやアルコール消毒といった「当たり前」が薄らいでいくことに、ついていけていないだけだ。

 
去年(2022年2月10日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年2月10日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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