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シンガポールでSTAY@HOME 8月1日(火)通算1212日目 グリーン(DORSCON)170日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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8月1日(火)通算1212日目 グリーン(DORSCON)170日目

 少し前の話になるが、日本から戻って郵便受けを見ると抗原検査キットが届いていた。日本ではあまり普及していないようだが、当地では研究用ではない正確性のある物がドラッグストアやスーパーで販売されており、我が家でも在庫を切らさないようにしている。それでも無料でもらえるのは嬉しいし、うっかりストックを使い切っても大丈夫という安心感がある。ちなみに記事によると、今回の配布は2022年11月以来の5回目で、6つ入りのキットは年末まで使用可能らしい。

 個人的に驚いたのは抗原検査の配布自体よりも、記事の続きに「陽性の際に外出が必要な場合は、最低限に留めてください」といったことが書かれていたことだ。言いたい内容は分かるものの、わざわざ明記されるとは思わなかった。

 シンガポールは国土が淡路島位のサイズの上、家賃が高いので基本的にサザエさん一家のような人数構成で暮らす人が多い。そのため、外出を控えなければならない人自身が、どうしても必要に迫られて外出する、という事態は基本的に起きないのだ。もちろん、単身で海外生活を送る人は陽性でも外出が必要になる場合はあるだろう。ただ、わざわざその点に言及するとも考えられず、意外だと思ってしまった。

 記事の最後には、自衛を心掛けて欲しいといった内容もあった。恐らく、この言葉が全てだろう。国でやれる規則ではなく、個々人の判断のウェイトが増えている、と今回のニュースで改めて実感した。

参考文献
CNA「Households in Singapore to receive six ART kits from Jul 17」(2023年8月1日14時22分閲覧)
Households in Singapore to receive six ART kits from Jul 17 (channelnewsasia.com)
 

去年(2022年8月1日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年8月1日)の記事はこちら↓

3年前(2020年8月1日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。




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