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シンガポールでSTAY@HOME 4月20日(水)通算744日目 フェーズ2強化版(2回目)の273日目

2020年4月のロックダウン以降、徐々に規制を緩めてきていたシンガポールですが、変異株デルタが入ってきた辺りから、感染者数に合わせて強化と緩和を使い分けているようです。現在はフェーズ2強化版に戻り、一時期は外食ができない状態でしたが、8月10日よりワクチン接種が完了した人に向けて、再開されました。

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4月20日(水)通算744日目 フェーズ2強化版(2回目)の273日目

 シンガポールで、新型コロナウイルスの治療薬モルヌピラビルが認可された。経口薬としては、ファイザーに続いて2つ目とのこと。1つ目の薬同様に、罹患すれば誰に対しても処方される訳ではないようだ。

 今回の薬は、18歳以上の中等症で入院している人、深刻になりそうなリスクがある人、またはその両方に該当する人が対象らしい。更に、他の治療法が適切ではないと判断されることも条件として挙げられている上に、発症してから5日以内というルールもある。当てはまる患者が実際どの程度居るのか分からないが、使える場面は結構限定的になるのではないかと推測する。

 記事によると、服用することで病状が深刻化するのを食い止められたり、死亡率を軽減したりするといった効果が期待できるとのことだ。患者も薬を飲むだけで治療になるため、簡便だとは言えるだろう。

 ただ、医学的には軽症とされる部類であっても、体感としてはかなり辛いと聞いたことがある。一応、当地では新型コロナウイルスに効果があるとされている政府の認可漢方薬は販売されているが、どういう訳か大々的には告知されていない印象だ。今回中等症に対してモルヌピラビルの服用が認められるようになったのは朗報だと言える。ただ、軽症と診断された患者に対しても服用が認められるようになるか、また別の良い治療が報告されたら良いと思う。

参考文献
CNA 「Singapore approves molnupiravir, second oral antiviral drug allowed for treatment of COVID-19(2022年4月20日18時32分閲覧)
https://www.channelnewsasia.com/singapore/hsa-approves-interim-authorisation-merck-molnupiravir-lagevrio-pill-covid-19-treatment-more-paxolvid-clinics-moh-2633611

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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