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シンガポールでSTAY@HOME 5月22日(月)通算1141日目 グリーン(DORSCON)99日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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5月22日(月)通算1141日目 グリーン(DORSCON)99日目

 シンガポールのリー・シェンロン首相が初めて、新型コロナウイルスの検査で陽性反応になったようだ。状態についても「おおむね大丈夫」とのことで、深刻な問題はないらしい。不幸中の幸いだとは思うが、個人的に驚いたのは今回が初めての陽性だったという点だ。

 首相は家でずっと在宅勤務ができる職業ではない上に、周囲にもきっと護衛の人を含めて大勢がいつも居るはずだ。恐らく、基本的に自宅でテレワークをしている人よりも圧倒的にうつるリスクは高い生活を送っている。それらの事情から、もっと前に罹患したと思っていたのだ。ちなみに今は医師のアドバイスにより、自主隔離しているらしい。

 記事によると71歳という年齢から、新型コロナウイルスの治療薬であるパキロビッドが処方されているとのこと。中等症以上でないと処方されない、という話を過去に読んだ気がしたが、改めて調べてみると「深刻な病気のリスクがある」と医師が判断した場合と書かれている。読み落としでなければ、現在は具体的な数値や年齢で区分されている訳ではないようだ。

 シンガポールでは大勢がマスクを外し、日本でも5類に変更され、新型コロナウイルスの流行はほとんど終わったような雰囲気になってきた。しかし、身近な人や今回のように有名人が罹患した話を耳にすると、まだ終わりとは言い難いと実感する。

参考文献
The Straits Times「PM Lee Hsein Loong Covid-19 positive for the first time, says he is ‘generally feeling OK’」 (2023年5月22日16時24分閲覧)
PM Lee Hsien Loong Covid-19 positive for the first time, says he is ‘generally feeling OK’ | The Straits Times
MOH「News Highlights」(2023年5月22日16時25分閲覧)
MOH | News Highlights


去年(2022年5月22日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年5月22日)の記事はこちら↓

3年前(2020年5月22日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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