はじめての在宅ワーク <アフターコロナ時代の住宅環境を考える>
先週金曜日に全国で緊急事態宣言が発令され、
私の勤める会社でも、今週からさらに在宅勤務率を上げる方針が出された
そして、本日、私は遅ればせながら人生初の在宅勤務にトライした。
PC環境は、
・iPad pro 11インチ
・マウス・ワイヤレスキーボード
・専用線による仮想デスクトップ(Windows10)
デスク環境は、
・ワンルーム ローテーブル W800×D500
良かったこと。
・平日の朝と昼に家事ができた。
・自炊昼ごはん、お気に入りのコーヒーとおやつ。
・在宅時間が長くなり、部屋が綺麗になった。
・通勤時間片道15分とはいえ、時間に余裕がでる。
・電話や会話で集中が途切れることがない。
良くなかったこと。
・家の近所のビル解体工事の騒音が気になる。
・隣の人のテレビの音が地味に気にある。
・ローテーブルでの7.5時間勤務は体制がつらい。
机が狭いくて資料が並べられない。
・仮想デスクトップ環境が、専用回線の混雑によりすこぶる遅い。
iPadは画面が小さく効率が悪い。
・iPadのUSキーボード・マウスに慣れていなかった。
・今後、在宅勤務日が続き、冷房が必要な季節になると、
電気代・水道代・通信費は自己負担というのは気になる。
結果的に効率はどうだったか。
・PC環境や回線状況が芳しくなかったが、作業の分断がなかったため、
結果的な作業効率は、会社での業務の2割減くらいだった。
・PC環境を改善すれば、会社での業務より効率が上がるのではないか。
・曖昧な業務の他者との議論やスペックが高いPC環境が必要なCAD作業、
紙の図面資料が必要な作業は、今の環境では実施できる気がしない。
アフターコロナ社会で、
在宅勤務が前提の住宅環境を考える。
さて、ここまでは多くの人が書いている感想と同じような感想だが、
アフターコロナまたはウィズコロナの、日常的に在宅勤務を選べるように
なった社会で、賃貸住宅環境はどう変わるか?推測してみた。
1壁付の折りたたみデスクが装備された住宅が人気になる。
奥行600~700くらい、幅1000くらいのパソコンが置きやすいサイズ。
普段は部屋を広く使えて、仕事中は椅子に座った楽な姿勢で集中できる。
2.昼間の静けさが、住居を選ぶ基準となる。
もしくは、防音性能がある窓ガラスに家賃2000円/月くらいは
払う人が出てくる。
3.職種により生活パターンが異なることに考慮し、
隣との界壁の遮音性能がこれまでよりワンランク上がる。
4.コンロは2口以上が標準に。昼ごはんを時短で自炊できるように。
対面カウンターを、デスク代わりに使う人も出てくる。
5.昼間の景色がいいこと、ごく近くに散歩できる道があることが、
住居を選ぶ理由に加わる。
6.共用の在宅勤務ルームがある集合住宅が出てくる。
20軒以上の集合住宅であれば、家賃の5%負担くらいで業務に
適した環境を利用できれば、費用対効果はあると感じそう。
続いて、会社の勤務条件は、どうなるか、
1.平均週1〜2回は在宅勤務の場合、オフィス面積が20〜30%
削減できる。
削減した家賃・光熱費などの固定費を、在宅ワーク用のPCや
在宅勤務手当(1回2000円)とかが出たら嬉しい。
2.定期を購入するほどの回数通勤しない人もでてくるため、
通勤費という概念が相対的になる。
通勤費+住宅手当+(在宅勤務手当)が、全員定額、
みたいな感じになるかもしれない。
そうすると、どのエリアのどの広さの部屋に住むかは、
個人の働き方とライフスタイルに次第になる。
ざっとこんなことを考えた在宅勤務初日。
アフターコロナまたはウィズコロナの時期がきたら、
この推測が当たっていたかどうか振り返ってみたい。
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