見出し画像

そうだ、山に行こう

※トップ画像ララムリにしといてなんだけど
ララムリ・タラウマラ族の話ではありません。
それは今度紹介しようかなとは思う。
(上記の画像はみんなのフォトギャラリー登録済)
********************************************************
目が覚めてふと思った
「そうだ、山に行こう」

本格的な登山にせんでも良いとはいえ、
転落や遭難は一応考えて、
帰り際に薬局に行って食料調達。
家にあったものもリュックに詰める。

食料はカロリーと軽さ重視
・バナナチップス        80g  433kcal
・バランスパワーワッフルサンド 49g  249kcal
・レーズン               100g  300kcal
・Poifull             80g  283kcal
・ウィダーinゼリー        180g  180kcal
            合計     489g  1445kcal    
これだけカロリーあったら一晩大丈夫!
そもそも普段から一日でもそんなカロリー摂ってない。

と、スポーツドリンク500ml×2

服装は脱いだり着たりしやすいように薄着をレイヤーする
・レインコート
・防寒着

遭難・転落・怪我の対策
・応急処置道具(滅菌ガーゼ・絆創膏・消毒液)
・鎮痛剤
・軍手(怪我防止・グリップつき)
・カイロ
・ホイッスル(声が出せない緊急時のため)

割と近くに【古賀志山】ってのがあるの知ってたのでGoogleMapで検索。
30分くらいかけて到着したのが山の入口。
あれ?確か公園の駐車場みたいなのに着くはず…。

イメージしてた駐車場は
【古賀志山森林公園】の駐車場らしい。行きたいのはこっちだった!
【古賀志山】は死人も出るガチ登山。
間違った!そりゃそうだわね。山だもん。
入口とか駐車場とかは山ほどあるよね!
再びGoogleMapを起動して15分くらいかけて森林公園のほうに到着!
細かく調べなかったのはちょっと反省。

幼稚園バスも来てるし、
おじいちゃんとおばあちゃんも
「綺麗だねぇ」と紅葉見てる。
奥様は犬の散歩してる。
そうそう。こういうのよ。
初心者が当日の朝準備して来るくらいの軽いやつ。
周りには、近所の散歩のノリで来てる服装の人と
登山な格好してる人。丁度良いバランスで居る。
気楽な雰囲気で、素人の私が場違いな感じではないので
ほっとした。
服装心配していままで家でモジモジしてたん、なんやねん。

舗装された公園の道を歩き始
紅葉は丁度、見頃なようだ。
たくさんの人が歩いているのはダムを一周する道。画像1


まさに公園のお散歩コース。
違うなー。それはそれで楽しいけど、
もう少し山感を楽しみたいのよ。
…多くの人とは別の道を選ぶ、
そして少しずつ奥へ入っていく。案内標識はない。
舗装された道はなくなり、土の道幅も細くなっていく。
じわりじわり奥へ入っていく。
樹の根っこがいっぱい出てて、
それが自然の階段のようになっているような
高低差のあるところを、根っこをなるべく踏まないように登っていくと
「これは道か?」「道じゃないのか?」と疑念が生まれ始め、
心がざわざわ…としてくる。
時々、小動物か何かの、ガサガサッという音も聞こえて警戒もする。
足場も悪い。気をつけてないと、どこで脚をとられるか…。
この小さな不安感というのは、案外心地良いもので、
普段の生活を繰り返してても味わえない楽しさでもある。このために来た。
怖いこと、怪我すること、寒い、熱い。
そういうのは五感を研ぎ澄ませるには最適。

時々身を危険に晒さないと生命の感覚みたいなんが
どんどん鈍ってくる気がするんよね。
なのでたまに、ちょっと怖い、シンドイ思いしたい。
人間社会のストレスとは全く別物
もちろん我が身を危険にさらすのは
個人の自由なので、オススメはしません。

「いや、この先にまた道らしい道が出てくるはず…」
と一歩一歩登っていく。
どんどん歩きづらくなってきて、草がボーボーになってくる。
「…違うな。これ道ちゃうなッ」
五感や経験など総合して判断。
この道、間違い。来たことがムダになる気もするが
退却の判断も楽しみのひとつ。

結構登ったので思ったより疲れているはず。
疲れを感じる前に休むことがきっと大切
水分補給と、栄養ビスケットでエネルギー補給。

そして降りていくが
下りの方がずっと大変ね。
登りは勢いで行けるけど
下りは勢い殺しながら重心バランス整えながら降りるから
ヒザの上や、ふくらはぎがパンパンになる。
下りがシンドイ。
【知識はあったけど、経験で感じる】これが人生の醍醐味。

その後も何度か無謀な道行ったけど、途中で
「この先、伐採エリア立入禁止」と看板が出てくる…。
思ったより、道って好き勝手選べないらしい。

素直に人通りが多い道まで戻ってくる。
そして散歩中のわんわんに「わんわんっ」て声をかけながら
皆さんと同じ道を歩くが
「トリムコース」と書いてある看板が見えてきた。
「そうか、山に入るにしても、こういう看板があるところを行けば良いんだな?」
今考えれば当たり前の話なのでしょうが、
行き当たりばったりの感覚人間なので、経験してみて始めて知る。
で、そのトリムコースてのに入っていくと…
ちょうどええ。
ちょうどええのです。登山の雰囲気を味わえつつ高低差も丁度ええ。
土を丸太で押さえた階段を登る登る。
大股一歩で一段分。
気持ちは一歩で行きたい。
2~3歩大股で階段をあがる…がすぐに分かった。
違う。重心はあくまで身体の真下!だ!

画像3

私が普段意識している
フォアフット走法を思い出したのだが
そもそもフォアフット走法は、
標高2500mで水とか荷物を背負い、
毎日数十キロ~と走る 【走る標高民族ララムリ】の走り方
なので、
トレイルラン(山岳走法)の神髄ではないか!


とか思いながら階段制覇!
さて、ちょっと休憩。でもしようか。
ちょうどキノコみたいな形の椅子のようなものが何個も並んでる…
気を利かせてくれて、椅子があるじゃないか。

画像2

看板があり
「馬跳び いきよいよく飛び抜けましょう・じゅんびうんどうしてね」
「まじかー!どういう神経しとんねん、何コレ修行なん?!
 天下一武道会とか出ぇへんけど!」
息を切らせて階段登って馬跳びせぇとは…
「じゅんびうんどうしてね♪ちゃうわ!過酷な運動終ったとこや!」

まぁ今回はスルー。毎日このコースを歩く
パワフルお父さんとかは、こういうのやるかもやな。
しかし私は初心者、侮ってはいけない。調子乗ってやってしまっては
下山の体力がなくなってしまうがかもしれない。
このコースの全貌が明かになって、
何度かやってるうちに山道自体が余裕になったら、それからやろう。

そのままコースを進んでいくと
腕立て伏せや、腹筋台など次々に現れる…。
これ全部やったら相当やな…。伐採した材木の再利用っぽい。

しかし階段とか山道とか高低差のあるところを登っていく
思ったより疲れる。心拍数も上がるし足腰の負荷を感じる。
近所をジョギングするだけではかからない負荷。これが良いね。
それに歩いたり走るだけでも緊張感が違う。
足場は必ずしも安定はしてないので、常に注意。
落ちている枝や石もあるし、急に段差なんかもある。
滑りやすいところ、フカフカしたところ、堅いところ。
この変化が楽しい。バランス感覚も必要。
虫もぶつかってくる時もある。
枝が顔に当たりそうになるときもあるし、蜘蛛の巣も避ける。
全身の感覚を使った遊びなのよ。最高よね。

で、コースを歩き終え戻ってきたらだいたい時間は2時間弱。
登山というには楽だけど、森林フィットネスだと丁度良さそう。
今回は普通にスニーカーだったんだけど
次からはルナサンダルをはいてトレイルランをしよう。

トレイルランが楽勝になったら、
今度は古賀志山森林公園は卒業して
登山として古賀志山に入山しようかなと思う。
2021年は登山かな。

画像4

需要は限られると思いますが
こちらの画像は「みんなのフォトギャラリー」に登録しました。
トレイルラン・登山・芦刈将 などで検索できます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?