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ロンドン発達支援の道②児童精神科受診

※適宜編集し情報追加しています。今後細かく記載していく予定です。随時ご確認ください。26/10/2023

GPから小児科医へ紹介状を出してくれました。
その1か月半後、小児科への受診が「Accepted(受付完了)」されたとLetterがお家に届きました。受診のWaiting Listに載ったということです。
実際の受診まではここから8か月程度待機期間があるとのこと(我が家の場合)。
大まかな仕組みとしては、
①GP受診⇒②GPがNHSの小児科へ紹介状送付(診断書などの必要書類も同時にGPから提出)⇒③小児科受診のAccepted通知⇒④小児科受診
って感じです。

結構簡単じゃんと思ったあなた。
何個か関門がありました。
①⇒②過程で、GPで提出したはずの診断書が小児科に送られておらず、数回GPに足を運びはよ送れと直談判ました。ZUSAN。
②⇒③過程で、日本の診断書と報告書だけでは不十分であると通知を受け、
「Child develop Infomation」なる十数枚にわたる成育歴から始まり自閉症に関する様々な情報を事細かに記載し小児科医へ提出しました。
そもそもイギリスでは自閉症診断方法が異なるため、当然ともいえますが、その多さに圧倒されました。
日本と比べてかなり細かい項目を埋めました。
その後、ようやくAcceptedの通知を受け取った次第です。
日本での診断がそのまま通れば楽なのですが、今後イギリスでFundingや社会的支援を受けていくためには現地での診断は必要不可欠なのかなと。

受診までも、日本と比べたら相当待ちますね。
イギリスではやっと受診ができたとしても、そこからすぐに自閉症とされるわけではありません。数年単位で時間がかかります。イギリスは診断されれば多くの支援が提供されていますが、この待ちの時間が介入の遅れの原因になっていることも否めないと感じています。
そしてこれはあくまで主観ですが、診断には慎重であるべきという雰囲気も感じます。
私自身、この意見には賛成です。
しかし、明らかに困っている子どもと家族がこれにより介入が遅れ、支援を受けられずに孤立してしまうのはやはり大きな問題であるとも感じます。

ここら辺は、また解きほどいて記事にしたいと思います。

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