2021年8月、WAIS-IVで二度目の検査
noteへの初投稿だった、昨日の記事を見てくださって、「スキ」をくださった方がいらっしゃいました。どうもありがとうございます!
こんなにも早く見てくださった方がいらっしゃり、嬉しいです!
さて昨日紹介した、2010年1月に受けたWAIS-IIIの検査でしたが、納得できない部分もありました。
「発達障害が見られる」という意見書で、アスペルガー症候群(現在は自閉症スペクトラム障害、ASD)、特定不能の広汎性発達障害の疑いがあるというものでしたが、ADHDではありませんでした。
自分は小さい時からケアレスミス、落とし、なくし物、忘れ物などが多かったのです。集中力も長続きしません。しかし、一般的にいう「アスペルガー症候群」(現在は自閉症スペクトラム障害)、「特定不能の広汎性発達障害」は対人コミュニケーションの障害であり、ケアレスミスや集中力については問題になりません。
そして、この診断を受けたK病院は、自分にとっては大変嫌な場所でした。
このK病院は、僕が大学受験で二度失敗した第一志望の国立大学の附属病院です。国立大学の建築系の学部に入って、建築に関わる仕事がしたいという思いで、中3の時から目指していたものの、現役での大学受験で失敗。さらに浪人して再挑戦するも失敗しました。
この大学は地元の県のトップの大学であり、附属病院があります。地元の発達障害の権威の先生が、当時のこの大学附属病院に在籍していました。2009~2010年当時は、発達障害を診断できる医師はまだ少なく、地元にあった「発達障害支援センター」の紹介で、ここしか選べなかったのです。
大学受験で二度も失敗した第一志望大学とはもう関わりたくなかったのですが、その4年後に附属病院で診断を受けるというのは大変皮肉な話です。この附属病院での結果を、人生での発達障害の最終結果にはしたくなかったのです。
発達障害を取り巻く環境もこの11年で少し変わりました。アスペルガー症候群という名称は、2013年に「自閉症スペクトラム障害(ASD)」に変更されました。
また、WAIS-IIIはWAIS-IVとなり、より実態を反映した検査になったようでした。
そこで、この機会に受けることにしたのです。
群指数(それぞれの項目の数値)の差は、結果は54。長くなってしまいましたので、続きは次回にします。
※2021年10月29日編集、一部訂正。