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【おもちの発達障害自伝7】国語が解けない

はじめに

こんばんは。
自閉スペクトラム症で精神保健福祉士のおもちです。

今日は、学生時代のことについて発信したいと思います。
もし、見つけていただいたなら、学校の先生にも読んでほしいなと思います。

学校でのお勉強のこと

得意教科と不得意教科の差が激しい

おもちは、小中学校では比較的成績は上の方でしたが、得意教科と不得意教科の差が激しかったのです。途中で、いじめが原因で、不得意教科は成績がガクッと下がってしまいました。
また、副教科は、授業中に完成できなかった提出物は、時間の使い方がわからず、そのまま未提出になったりしていました。

得意教科は数学

数学は勉強しなくても上位にいました。
期末テストよりも実力テストの方が点数が高く、学年1位もありました。
高校では、成績が上のクラスにいましたが、特に勉強しなくても上位にいることができました。

不得意教科は国語、英語

国語は中1でつまずきました。2学期くらいから
「先生何言ってるかわからない」というようになり、そのうち、理解できていないこともわからなくなっていました。
おもちが苦手としていた分野は、ほとんどすべてなのですが、特に苦手だったのが、短歌・俳句。
短歌や俳句は、頭の中でイメージを持たないと解けないのですが、そのイメージを持つことがよくわからなかった、ということです。
なので、小説や古文も想像力が欠けていたので全く解けませんでした。
中学の成績は1年生の2学期は5だったのに、学年末(3学期)は3でした。4はその後もなかったですね・・・
ちなみにセンター試験は60/200点でした!

英語は中2の途中でつまずきました。
文法でつまずきました。たしか、倒置などの基本的な文型から離れてしまってから、長文についていけなくなったと記憶しています。
あまり言いたくないのですが、英語の担当が担任で、ちょうど、担任の無視が始まっていた頃だと思います。心理的なことも関係していたと思います。
こちらも、5段階評価で5→3になり、4がなかったです。
高校でも英語はできませんでした。英検準2級は取らされましたが。
センター試験は80/200点でした!

音楽は得意だけど、美術が苦手

音楽はなぜか得意でした。
小さい頃からピアノやキーボードを良く触っていましたね。
ただ、美術は苦手だったようです。手先が不器用なんでしょうね。お絵描きも苦手でした。

いじめの影響も明らか

いじめはずっと遭っていたのですが、とくに中1のときに、ひどいいじめに遭って、そこから「悪口を言われていないだろうか」と周囲を気にするようになり、授業に集中できなくなりました。先生からも「何をぼーっとしているんだ」とよく怒られましたが、ぼーっとしているわけではありませんでした。でも授業は聞けていませんでした。
さらにいじめが深刻化したこと、学校の先生にはわかってほしいなと思います。
塾には通っていたので、ある程度補うことができていましたが、学校と塾で違う単元をしている時のテストは地獄でした。

高等教育は天国

おもちは専門学校1校と大学2校を卒業しているのですが、勉強が楽しくて仕方がありませんでした。
好きな勉強ができるし、議論は楽しいし、基本的に勉強が好きだったということに気づかされました。

おわりに

世の学校の先生に読んでいただけたでしょうか・・・
子どもたちはいろいろな反応をすると思います。
少しでも、発達障害を疑うような様子が見られたら、すぐに支援機関につないでほしいなと思います。
私も早く支援につながりたかったと感じています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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