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『大人の発達障害』の病院選びの神髄【一般論編】

※注意※
この記事は有料記事ですが、下記リンクのもう一本の記事【パーフェクトガイド】に、全く同じ内容が記載されています。重複してご購入頂く必要はございませんので、ご留意下さい。

また、下記リンクの【パーフェクトガイド】については、本記事の内容(『大人の発達障害』の病院選びの一般的な理論」)に加えて、具体的な病院名も記載してあります。しかし、東京近郊限定の話になりますので、それ以外の地域の方は、こちらの【一般論編】をご覧下されば幸いです。
はじめに ※この記事は約6,300文字(読了所要目安:約8分)です。

自分に合った病院選びは難しい

とりわけ、精神科・心療内科・メンタルクリニックは。

その中でもことさら、『大人の発達障害』は。

「結局は先生との相性」
「医者ガチャ
(当たりは低確率)

などとも言われますし、それもある種正解かも知れません。

つまりは、運が悪ければ、良い医師や病院には一生お目にかかれない

あなたはどのように病院を選びましたか?

家の近くや、通勤エリアの精神科の病院のホームページを見て、『大人の発達障害』が対象疾患にある事を確認して、口コミを検索して、予約して・・・漫然と決めていませんか?

もちろんそれでも、幸運にも当たりを引けることもあるでしょう。

あなたは自分の通う病院に満足していますか?

私は一発(正確には1つ目の病院の2人目の医師)で、満足のできる大当たりの病院を引き当てることができました。

自分で自分の事をこんな風に言うのも難なのですが、

「仕事が継続できている」
「結婚できている」
「コミュニケーション上、一見して問題無いように見える」

社会性の順応度の部分を見れば、ほとんどの精神科医は補助検査でそれなりの数字が出たとしても、私の事を、初見で「あなたは『発達障害』ではない」とすぐに診断すると思います。せいぜい、いいところでも「いわゆるグレーゾーンですね」の言葉位でしょう。実際に、私を診てくれた一人目の医師はそうでした。

実は世の中は、『大人の発達障害』に関して、仮に対象疾患に挙げていたとしても、多くの症例を扱ったわけでもない、専門知識の浅い医師や病院がほとんどだと思っています(あくまで個人の意見です)

そのような病院や先生ばかりだと、素人目でも、誰の目から見ても明らかに『発達障害』だと判断できるような人ならともかく、私の様に確定診断が微妙な人は、きちんとした診立てをしてくれる、病院や先生を探し、見つかるまで延々と、転々とする事になります。

しかし、私自身、自分が『発達障害』であるという確信があり、予め何十時間もかけた「ロジックをしっかりと積み上げた病院選び」をした結果、私の苦しみにきちんと寄り添ってくれる「良い先生」を一発で見つけることができました。

その「良い先生」に巡り会った際の診療内容は、別のnote(無料)に記載してありますので、是非ご覧下さい。
※専門家でもない、あくまでいち当事者なので、全て自分の経験をベースに書いております。独断、偏見、抜け・漏れ、誤認・勘違い、情報が古いなど多々あると思いますが、ご参考程度に願います。

因みに、『大人の発達障害』を疑っていて、病院を探す前段階の発達初心者向けの記事はこちらです。

0.一般的な病院選びについて

冒頭でも少し触れましたが、一般的な病院選びは

①かかりつけ医になってもらえるよう近場である
②診療科が合致する(当たり前ですが)
③受診が便利(開始時間が早い、遅くまで受付、ネット予約可)
④口コミが良い

などでしょうか。

通常の風邪やアレルギー、その他の持病などの病院探しであれば、それで充分だと思います。

しかし、こと精神科に限ってはそうもいかない

一時的な症状だとしても、他の身体的な病気に比べれば継続的に通い続ける必要がありますし、通いやすさは確かに大事ですが、近けりゃいいってもんでもありません。

『発達障害』当事者に限らず、精神科に通う多くの人たちが、SNSなどでもたびたび本音を漏らしている様に、病院選びの難しさを心から痛感している事でしょう。

近所の人に知られたくなくて、敢えて遠くの病院を選ぶケースもあるでしょうし、著書などを見て遠方の先生を頼ることもあるでしょう。

どんな選び方でも良いと思っています。

自分に合う先生を、探し当てさえすれば。

そんな病院や先生に既に巡り会えた方は、おめでとうございます。この記事の続きを読む必要は、きっとない事でしょう。共に『発達障害』の症状改善に向けて、頑張っていきましょうね。

未だ良い病院に巡り会えていない方、今の病院や先生に満足できていない方に、以下の通り私が積み上げた病院選びの理論をご紹介したいと思います。

以降、本記事は有料記事とさせて頂いております。手前味噌ではありますが、それだけ有益な情報である自負があります。
ここに書いてある事をきちんと実践すれば、(医者患者、個々人の合う合わないは生理的な面もありますし)「100%一発で成功する」とは限りませんが、「あからさまなハズレを引く」可能性はほとんどなくなると思います。

この記事を読んだからと言って、すぐに得をするわけでもなければ、何かを得られる訳ではありません。

しかし、病院選びにかける時間・体力・お金、大事なものを全て、繰り返し何度も失敗したり無駄遣いすることなく、セーブすることができます。現在進行形で病院選びに悩み苦しんでいらっしゃる方々は、是非お読み下さい。

特に私と同じように、高IQだったり、生き辛さや困り感が限定的で、専門知識の薄い医師に「問題ない」「グレーゾーン」「気に病みすぎ」と寄り添ってもらえず、相手にしてもらえなくて困っている方には、是非読んで欲しいと思っております。

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