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アートに生きる。〜2020年を振返り〜

昨年2021年は、年初に掲げた目標”アートに生きる。”を当初の思惑よりずっと上手く進めることができた。

一つ目の目標『絵を描く』。表現をしやすくするために当初の色鉛筆から水彩画に変更して、約70枚の絵を描いた。

初めは”陰影のつけ方”や”白色の塗り方”、”枠線の引き方”がわからなかったが徐々に自分なりにそれらのやり方を見つけた。そして思いがけない大きな変化があった。

”何かを見るときの意識”が変わった。

これまでいかに自分の思い込みで物を見ていなかったか。木は茶色、葉は緑、空は水色、ポストは赤と思い込んでいた。しかし絵を描く中で『陰影』や『白色の表現』を考える中で、じっと物を見ていると、何といろんな色の混ざっていることか!

樹木の木は茶色一色ではなかった。黒や薄茶、オレンジなど陽のあたり具合で色々な色になっている!葉も、空に近い所は薄い黄緑、枝の近くは黒色・・そうやって街の景色を見ていると信号待ちも家路を歩く街並みも空も。

何もかもに”アート”を見出した。

二つ目の目標『踊り』。1年間向き合って直面している今の課題は、

踊りでいかにエネルギーを出すか、また”音楽と一体”となるか。

それらがあって初めて”人に伝わる”と考えるから。もちろんまだまだ答えは出ていないのだが、テクニック的な所で昨年は上達することができた。

手先足先まで意識をし、背中を柔らかくし、音のリズムにピタリと爪先が床につくタイミングを合わせていく。それには体幹が必要だ、下ろしたい時に足をおろせない、手をおろせないから。

イメトレをし実践した。筋トレも柔軟も最小限しかしない自分は、イメトレだけで少しずつだが色んな表現ができるようになり。

『私は、ロボットなのか?』

と何度も思った(笑)。

踊りは難しい。難しいから10年以上もこんなにハマっているのかもしれない。

見ていただいた人に何か届くもののある踊りになるまでまだまだ遠いが少しずつ近づいている感覚がある!

2021年お世話になりました多くの皆様に御礼申し上げます。

ありがとうございました!


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