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海外でサッカーをすると自分と向き合う時間が増える

Hola!!!スペイン、バスク州ビルバオでサッカー留学をしている浅野峻輔です

久々の投稿ですが今回は、スペインに来てからずっと感じている海外でのプレーの難しさと、海外にいることで自分自身と向き合えたなということについて書いていきたいと思います。


海外でのプレー

言葉が通じない。まず当たる壁はそこ。今年3シーズン目に入りましたが、スペイン語ができればできるほど、できないなと感じる日々。

伝えたいことが100あるうちの、初めは1も伝わらない。今は体感15は伝えられています。しかしまだ15。

理解するのに時間はかかりません。ただ、伝えることが難しい。

そして上手くいかない時は余計に伝えたいことや話したいことがでてくる。

しかし伝えられない。もどかしい。

じゃあどうするか、態度に出して気づいてもらおうとする。

「自分は不満です」「言いたいことがある」「落ち込んでいます」と態度にだす。

果たしてこれが、チームのため、そして自分のためになるのか。

決してならない。それは分かっているけど、態度に出てしまう。弱い部分、幼い部分が出てしまいます。

そこで気づく、自分自身の語学力の低さと、じゃあそれを改善するために学習しているのかという疑問、課題。そして態度に出してしまう自分の未熟さ。

トライアンドエラーの繰り返しで、自分自身の知らない側面が見えてきます。

いい部分も見えてきますが、悪い部分もでてくる。この3年間で、何個見つけて、そしてその度改善を繰り返してきました。


自分自身と向き合う中で

人が成長するときは、かならず挑戦があると自分は思います。それは大小関わらず、自分の行動範囲やできる範囲から少し上のレベルを肌味で感じたり、そこに身を置いたり、更には意識を向けることで成長できる。

メンタルを学ぶ中でそういう事の知識も得ました。

自分の行動範囲に留まり、安心安全の中で日々過ごす、これを「コンフォートゾーン」と言います。

しかし、日本にいるとなかなかコンフォートゾーンを抜けるのは難しいと今感じます。

なぜなら、劇的な環境変化が望めるかと言われたら、そうでないからです。

逆に海外にいると、1年目は特にそうですが、毎日新しいことの発見です。

新しいことに触れる=行動範囲の範囲外を知る
ということに繋がるので、毎日コンフォートゾーンから抜けた生活を行える訳です。

そうして自分自身と向き合っていて、成長を感じることは多々あります。

と、同時に辛いことや上手くいかないこともでてきる。

そうした時に問題解決能力が上がり、人間として成長できる。

直近で言うと、何試合も連続でスタメンで出ていましたが、急に出れなくなってしまいました。

しかしスタメン出でる中でどこかハングリーさが足りなかったり、慣れが生まれていたのかもしれません。

明らかにスタメンで出ていた時々今を比べると、一日一日の練習のモチベーションが違います。

海外にいながらも、コンフォートゾーンに入ってしまっていたかもしれません。

また自分自身の弱さや、慣れから来るハングリーさの欠如、そして本当に目指すべきところが再確認できました。

以前ならスタメンを外れたらネガティブになっていただけでした。

ただ今は、さっき書いたようにポジティブな思考に持っていけていて、成長の為に思考を変換できています。

自分自身と向き合い、そして繰り返す中で、必ず成長していると感じます。

これからも選手として、そして人として成長する為に、海外でプレーする事の難しさを利用していきたいなと思います。

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