ルームメイト事件簿-留学中のシェアハウスでの忘れられないあれこれ(1)
留学前半はルームメイトに恵まれていましたが、後半の私以外のメンバーチェンジによって山あり谷ありのシェアハウス生活だったことを思い出しました。これらを「私のシェアハウス事件簿」として共有することで現在留学している人で同じ思いをしている人、また、これを見て、「私のほうがましだ!」と元気を出してくれたら幸いです。
登場人物
イタリア人ルームメイト:留学後半のルームメイトの一人
前のルームメイト:留学の最初の半年間のルームメイト(男女6人)
→構成メンバーの出身地:ベルギー・フランス・イタリア・中国・ラトビア
後半のルームメイト:留学後半のルームメイト(女子5人)
→構成メンバーの出身地:インドネシア・インド・韓国・イタリア
事件簿1.ゴミ放置事件 怒りレベル1
これは後半のシェアハウス生活が始まって1か月たったころ。朝大学に行こうとしたらグループチャットにメッセージが。イタリア人ルームメイトから、前の日にゴミ出しをした際に玄関外のバケツの中にゴミを入れなければいけないものを、バケツの外にそのまま放置していたらしく、カラスがごみを突っつき玄関にゴミが散乱している状態になってしまいました。
そのイタリア人ルームメイトは「私は大学の授業があるの。かたずけていたら間に合わないからだれか代わりにお願いできる?」とチャットしてきました。 最初は「自分でかたずけろよ!」と思って放置していましたが10分たっても誰からも返信が来ず、しょうがなく私が片付けることに。
この時の私はまだ心が広かった、、、、
事件簿2. 「私は院生よ!」事件 怒りレベル4
前半シェアハウス組では最初にみんなで決めた掃除当番を守っていたのですが、後半組は最初の二週間目から掃除当番サイクルがストップしてしまいました。そもそも後半組ルーミーたちは1週間ほど自分たちのお皿やフライパンなどを片付けなかったこともありシンクには大量の洗い物が、、
2週目の担当だったイタリア人のルームメイトがなかなか掃除しようとせず、忘れているのかと思ったので、「今週掃除当番だったよね?」とリマインドのつもりとして声をかけると「私は他のルームメイトと違ってMaster(大学院生)なの!バチェラー(学士課程)の人みたいに時間が余ってるわけじゃないの」と言われました。その言い訳は小学生レベル!てめえはマスターで何を学んだらそんな屁理屈が出てくるんだ!と腹が立ち、「時間がないって言ってるけど昨日はみんなで映画見る時間もあったし、自分で作ろうと思ったら作れたんじゃない?それに自分だけの家じゃないから誰かが掃除しないといけないし、なんであなただけ掃除しない特別扱いのように扱わなければいけないの?」というと相手もイライラしていたようで言い返してきました。そこで少し口論になりお互いプンプンしながら部屋に戻りました。この時からイタリア人ルームメイトと気まずくなることに、、、
事件簿3. オリーブオイル事件 怒りレベル10
私が学校から帰ってくるとイタリア人のルームメイトが台所で大声でぶつぶつ言っている声が聞こえました。何かと思って私が台所へ行くと、いきなり「オリーブオイルがないことになんで誰も気づかなかったの?!ないと事前にわかっていれば補充できたのにこの1週間オリーブオイルなしで過ごすなんて!毎日料理してるのに何で気づかなかったの?」と言われました。いきなり帰ってきたらモラハラ男のような発言でまくしたてられたので思考が停止してしまいました。
イタリア人ルームメイトは何に怒っていたかを解説します。実はもう一人イタリア人のルームメイトがいてその子の父親がオリーブオイルをデンマークに送ってくれたのだそう。
そのオリーブオイルを一人で使い切れないためもし今使っている分がなくなったら補充してくれる予定だったのです。しかしオリーブオイルを供給してくれる方のイタリア人は1週間旅行に行ってしまっているため補充用のオリーブオイルがない。もっと前に誰が気付いてれば!という怒りだったようです。(しょうもなすぎて今考えたら笑けてくるが)ということでいきなり帰宅後にオリーブオイル発注ミスの怒りをぶつけられた私。しかしその時点ではあきれ返っていたし、私はオリーブオイルではなく自分用のバターとごま油をいつも使用していたため「うわー自分で買ったやついつも使ってるから知らなかったわ。とりあえず自分で買ったら?」と言うとまたぶつぶつ文句を言い始めたのでスルーして部屋に戻りました。
この日は授業で発言できたり、新しい友達ができたりなど充実した一日だったのですが、帰宅後すぐ怒りをぶつけられたので一日のラストが嫌な思い出に。部屋に戻ってよくよく考えると「なんで私が怒られなあかんねん!」という怒りもふつふつわいてきました。この後の行動が私を苦しめることに。
このことを前のルームメイトに共有しようと思い、「オリーブオイルがないことでめっちゃ怒ってた!イタリア人のオリーブオイル好きを身に染みて実感した」というメッセージを送信しました。
いつもはすぐに返事が返ってくるのですが、今回はなかなか返が来なかったためもう一度見てみるとなんと現在のルームメイトのグループチャットにメッセージを送信してしまっていたのです!!!!
焦りまくった私はすぐメッセージを削除しましたがそのあとすぐに"I just saw yourmassage”と恐怖の通知が来ました。
「あちゃーやらかしてもうた」と思った私はすぐイタリア人ルーミーの部屋へ。このような問題はすぐ謝らないと後々めんどくさくなる+さすがに申し訳なくなったため直接謝りました。
相手は意外にあっさり「私こそごめん」と言ってくれて、私はとにかく帰ってきてオリーブオイルを言い訳に八つ当たりされたのが嫌だったことを伝えました。想像以上に相手が優しい対応だったためハグされたときは「明日殺されるかもしれない!」と思ったほどでした。
みなさん。友人などにメッセージを送る時は再確認を忘れずに!!(愚痴はメッセージではなく電話や対面で伝えるのが一番!)
ルームメイト事件簿は第2弾へとつづく、、、↓
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