見出し画像

美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.133

まるっと唐突だが、どうも私はすっかり誤解してしまっていた様だ。
京都大学から、『プラスチックにまつわる 消費者・事業者・行政の動き セミナー&共創会議』を2022年6月10日(金)・11日(土)に開催するという案内をいただいたのだ。


2020年3月から8月頃まで、コロナ禍ちゃんのお陰で当初予定していたシンポジウムは出来ないままに、なんだか中途半端な活動内容になってしまったものの、京都大学は、ペットボトルの問題から、次の課題への研究へと活動の対象は移っていった。

・・・と思っていたのだったが、どっこい続いていたのだった。

今回のセミナー&共創会議では、あの2020年当時から、京都大学の教授、学生、民間業者など、様々なステークホルダーが関与して進行中してきた研究の、昨年度の成果を紹介し、多くの方々からのご意見やご参画を募るというものであった。

以前の記述で、「SDGsの目標は17もあるのだ。無理からぬことではあるのだが、なんとも消化不良である」と私は語ってしまっていたが、すっかり私の勘違いであった。申し訳ございません。


今回は、京都里山SDGsラボ「ことす」に於けるオフラインと、ネットを介したオンラインの両建てで行なわれた。
当然私はオンライン参加。

まずセミナー。
「消費者は、様々なプラを、どの程度、必要としているのか?」
「消費者が望ましい行動をおこすための妨げは何か?乗り越えるための施策提案へ」
「世界中の廃プラ規制情報をAIを使って集めて分析・評価する」
「ごみ組成・統計データから視る自治体のプラスチック対策」
といったテーマ毎に、6月10日(金)13:00~17:00にかけて、この数年間にかけての調査結果が発表された。

ざくっと言うと、どんなプラスチック製品が要らないと思いますか? 代替え可能な製品があったらそちらを使いますか? という様なアンケートの結果と、そこから読み取れる傾向などの発表があったりした。

はたまた、ゴミの収集方法の変化によって収集量にどういった違いが生じるのか。例えばゴミ袋を有料にしたらそうなったか、また、金額を変えたらどうなったか、などといった観察試験などもあった。
印象としては、活動は未だ道半ば、今のところは状況分析中、と言ったところに見えた。


6月10日(金)の17:00~18:30には、共創会議①として、幾つかのテーマ別に分かれて、研究者らと、年代や所属が多様な参加者とが、オンラインで交流しながら、対話を行なった。
残念ながら、私は共創会議①には参加出来なかったが、翌6月11日(土)10:00~11:00のセミナー「減らしたいのに…なぜプラスチックごみは減らせないのか?」の後に開かれた、共創会議②にはオンライン参加をした。

参加人数20人くらいであっただろうか。
幾つかのグループに分かれ、前日問題提起した課題について、引き続き議論しましょうと言う。

私が参加したグループでは、「文房具」がテーマであった。
不要なプラスチック製文房具とは? 100均ショップなどで安価なものが大量に売られている状況はどうすれば良いのか。
リサイクル、つまりゴミの分別を徹底するには?
プラスチックを使わない文房具をや、リサイクル材を使用した文房具を普及させるには?
学生さんや研究者、コンサルタントや民間業者、雑多とも言えるメンバーで意見を交わした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?