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美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.4

サプリメントMCMの販売元の代表であるE副さんは、開発製造の小椋博士の遠い親戚で、過去に骨粗鬆症を患った際に、博士からMCMを勧められ飲用したところ見事に改善したことから、この素晴らしいサプリメントを世に知らしめたいと考え、それまで行なっていた留学支援のお仕事を畳み、以後、博士と二人三脚で事業を行ってきたのだそうだ。

多分、これまではお金持ちのE副さんが持つすごーい人脈へのアピールにより、それらの方々からの助力を得られたのと、農家や畜産家にとどまらず、大学や農水省などの行政とまでも一緒になって共同研究をしてきて培った博士のルートで、販路等が出来上がってきたんだろう、ということがなんとなく窺い知れた。

しかし、話を聞いていても、それらの販売規模がどのくらいなのかが、ちっともよく分からない。

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MCMとは、果たして健康食品市場でどの様な立ち位置なのだろうか?
「サプリメントMCM」とネットで検索しても、出てくるのは楽天やらAmazonやら、ECショップばかり。
これは、人的なルートでの活動を中心としてきており、広告は殆どしてきていないのだろうと推量された。
つまり、サプリメントMCMの一般への認知度は無いに等しいのだ。

いきなりPB商品を新たに作って、自社商品として大いに宣伝するという選択肢も無いではないが、売れるかどうかは未知数だ。
「売れなかったら止めればいいんだから、やってみようよ」という、親会社の代表の言もあるので、その選択肢はやはりちょっと考えられない。

不安だなぁ・・・と思いつつ、取り敢えずは既存の商品を卸売りさせていただいて、サプリメントMCMの販売を始めることとした。

丁度その頃、サプリメントMCMは、商品を卸した代理店が、恐らく売れ残り在庫を裁く為にネットで勝手に安売りし、あちこちのECプラットフォーム上で値崩れをしていて収集がつかなくなっていたらしい。
株式会社MCMでは、その対策のためパッケージを変え、卸先も制限するところだった。

その新しいパッケージはこんな感じ。

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また、希望小売価格も改訂し、値段を下げると言う。

それは当社としても、幾らかでも販売し易くなるので有難かったのだが、それでも約一ヶ月分が税抜きで10,000円というのは、サプリメントとしてはいかにもちょっと高い。

そして、重ねて言うがサプリメントMCMの認知度は壊滅的。
広告をまったくしていないのだから当たり前だ。
こう言ってはなんだが、小椋博士にしてもE副さんにしても結構なご高齢である。
まったく広告をする気が感じられないのも、仕方が無いか。

うーん、これはかなり不利だ。
でも、やるしかない。

では、認知度が無いなら、自社で広告を・・・と言う訳にもいかない。
何故なら、お金を掛けて宣伝をしても、商品自体が自社商品でない限り、余所でも買えるのだ。うちで買ってくれる保証など何も無い。

手売りに近いところから始めるしかないのだった。


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