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音楽活動、作詞作曲などしてる人です。奥深い日本語や日常、制作秘話について書けたらなと思…

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音楽活動、作詞作曲などしてる人です。奥深い日本語や日常、制作秘話について書けたらなと思います。その他の活動はこちらから確認できます ▷ ᗦ https://lit.link/asamo ᗦ↞◃

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感謝と日常

感謝の教え  私、幼少期(保育園〜小学校低学年)の頃からあり得ないくらい運が悪い子で、食卓ではよく両親や兄に笑われていました。例を挙げると、友達7、8人くらいと密集しながら街角で話していたのに私の帽子にだけダイレクトで鳥の糞をかまされるくらいの凶運です。他にも、努力して遂に学年でトップ5に入るほど足が速くなったのに、6年ほど夢見てた念願の代表リレーにじゃんけんで負けてなれなかったり。大事な日に限って雨が降ったりと。もう無茶苦茶です。でもそれは「不運なだけ」であり不幸とは思い

    • 歴史を見れば

      歴史によって…  高校は文系専攻でしたので、日本史をとっていました。英語は得意でしたが、どうにもカタカナが苦手で。世界史はとても面白いですが、良い成績を残せる気がしませんでしたので、日本史。  消去法というのは後付けの理由で、今立っている場所で、国で何が起きていたのかを知れるのは楽しそうだな、という理由もありました。  知れば知るほど、名前や時代は違えどなんだか同じようなことばかり繰り返している歴史でしたが、やはり一番面白かったのは流行の推移でした。  その時の人々の

      • 海が青くて

         度々、地元については書きますが、私の地元には海がありません!そこら中が山々川々谷々…。普段、押し寄せる波の音を聞くことができませんので損をして生きているのかもな、と思ってしまうほど海という存在が好きです。  そんな今年の夏。久しぶりに沖縄へ行きました。  母の実家が沖縄にあり、祖父母が喜寿を迎えたとのことでそれを祝すのが目的でした。ですが、私自身、コロナ禍や海外進学などの影響もあり5年ほど訪れていなかったので、久しぶりの帰郷になりました。  久しぶりの気候、久しぶりの

        • 秘すれば華

           8/3、暑さと緊張に襲われながらも階段をのぼり、扉の前に立った途端、なぜか肩の力が抜けた。扉の奥から微かに聞こえる曲は『模索:朝も』という曲。まだアメリカにいる頃、自分の曲をアレンジしたくて作った曲だったな、とふと思う。  「この扉の向こうには今、何人いるのだろうか。何人を感動させられるのだろうか。」そう考えているうちに扉が開き、初のワンマンライブがついに始まった。

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        感謝と日常

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          秘すれば華

           8/3、暑さと緊張に襲われながらも階段をのぼり、扉の前に立った途端、なぜか肩の力が抜けた。扉の奥から微かに聞こえる曲は『模索:朝も』という曲。まだアメリカにいる頃、自分の曲をアレンジしたくて作った曲だったな、とふと思う。  「この扉の向こうには今、何人いるのだろうか。何人を感動させられるのだろうか。」そう考えているうちに扉が開き、初のワンマンライブがついに始まった。

          秘すれば華

          アルバム収録曲の歌詞

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          遮光

          2-その朝-

          「形影、花束と私」と「朝に華」について(1)

          先日、10/15に投稿した、『形影(けいえい)、花束と私』についての記事です。まだ聞いてない方はお聞きになってから読んでみてください。 また、もう聞いてくださった方もこの記事を読んだ後、改めて聞いてみてください。 序章

          「形影、花束と私」と「朝に華」について(1)

          遮光

          1 -とある朝-  朝日を眺めていた。眩しく柔らかい光と私を落ち着かせる漣の音、肌を撫でる潮風に朝を告げるカモメの声。ゆっくり、ゆっくりと私を見守る雲と——「ジリリリ...ジリリリ...」

        記事

          つまらない人

          過去と繋がっていた現在  過去、私にとって音楽とは趣味の一つでした。それは単に自己満足でしかなく、でも夢のあるもので楽しくて、そしてやりがいを感じられるものでした。  音楽以外もそうでした。今もですが、絵画を描くことが好きで絵画教室にも通っていました。県内の大会で最優秀賞を取った時は、本当に嬉しかったですし、やってて良かったと思えたものです。  続けることは大切です。継続は力なり。この言葉は本当なんだろう、とつくづく思わされます。続かない人はある種、その物事においてセン

          つまらない人

          少年の日の思い出

          いつかの記憶  誰しも少年の時の記憶が少しだとしてもあると思います。それはかけがえのない友達との思い出だったり、何気ない日常の中での思い出だったり、少し辛い思い出でも、美しい思い出でも。  少年時代を今は儚く見えても、あの時は壮大で、ワクワクの止まらない瞬間だった気がしています。少し危険な山の頂上まで走って登ってみたり、山奥の川で遊んだり、虫や何か新しいものを見つけに遠くまで行ってみたり。(海のない県なので冒険譚はほとんど山です) 歳を重ねること  人は誰しも歳をとり

          少年の日の思い出

          陽炎が見えて

          空気が揺らぐ  暑すぎます。前回のnoteでも散々言ってましたが本当に暑いです。散歩が好きなので、時間を問わず歩き回りたいのですが昼間は暑すぎて敵いません…。清涼系のシートなど塗っていても、歯が立たないほどの湿気。薬局で1番効きそうなGATSBYを買いました。  どうか熱中症になりませんように…。  涼しい家にたどり着くために坂道を上っていると、暑すぎるが故に見える夏の風物詩が見えました。『陽炎』です。  坂道の上の方がユラユラと揺れていて、地面が沸騰しているような燃

          陽炎が見えて

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          暑い日には

          今年はちょっと…  日に日に暑くなってきましたね。久しぶりの日本の猛暑に体が慣れていないせいか、エアコンに救難信号を送りそうになります…。 でも本番はまだまだこれから、となると熱中症対策を練らねば、と考えています。  いろんな曲で歌い語られる夏はすごい好きです。爽やかで楽しくて青くて!ですが現実ではジメジメした暑さに、グサグサと刺してくる日差しに逃げ惑う季節です。果敢にも立ち向かいたいですが、「多分今年は熱中症になってしまうな」と予見しています、ので程々に楽しみたいです。

          暑い日には

          馴染み

          懐かしさ  久しぶりの投稿です。帰国してから多忙が続いており、noteを書き綴る時間を確保できずにまるまる1ヶ月が空いてしまいました…。  少々悔しいですが用事が落ち着いたのでまた週一投稿を復活させたいと思います!これからも読んでくださると嬉しいです。  冒頭にも書きましたが現在は帰国中です。その中で何を感じたか、とよく聞かれますがやはり「ご飯が美味しい!」ですね。十中八九、そう答えてる気がします。  馴染みのある味は心を落ち着かせるな、と改めて感じました。  異国

          マナーの違い

          仕草  私は現在アメリカに住んでいるのですが、先日、アメリカ人の友達3人と韓国系のレストランへご飯を食べに行きました。他愛無い話をしている最中、文化的な仕草だと思いますが私について話すときに、一人の友達は私の顔の方へ一度指を刺します。  日本ではあまり馴染みがありませんし、人をあまり指で刺すことはありませんが、アメリカらしくて異文化を実感しました。  ですが、私が文化の違いをもっと鮮明に感じたのはそのレストランで料理が運ばれてきた後でした。 作法  そのレストランは

          マナーの違い

          大切

          思い入れ  大切なもの、大切にしているものはありますか? 例えば昔、誰かから貰って捨てれずにいるもの。例えば、何か思い出を呼び起こさせるようなもの。例えば、忘れずにずっと心掛けている思いや志。  どんな感情を呼び起こすものだとしても、誰かにとって思い入れのある大切なものはあると思います。  どんな些細な思いでも、ただ「勿体ないからなぁ」という気持ちでも、それは大切にしているものと言えると思います。  私は私物をどこかによく置き忘れてしまうのですが、大切なものの手入れや管

          こころの傷とからだの傷

           人生いろんな辛いことがあります。勿論、痛いこともあります。心においても、そして体においても。  体に感じる痛みとしては、自転車で転んでしまった、足の小指をぶつけてしまった、筋肉痛になってしまった。  心の面では、友達と喧嘩をしてしまった、罪悪感残ることをしてしまった、失恋をした、などなど。  「満身創痍」という言葉がありますが、人は沢山の傷を堪えて耐えて生きています。誹謗中傷や揶揄などたくさんの刃物が散らばっていて、いつ踏んでしまい、いつそれを突きつけられるかわからない

          こころの傷とからだの傷

          春が来たら

          新年度になって…  「もう春になるのか」と感じる日が多くなってきました。暖かい気温を感じたり、草木を眺めていると、もうすでに街は立派な春でした。桜や梅などの花が咲くと同時に、たくさんの門出や新たな幕開けが訪れます。  しばしの別れであったり、新しいスタートへの不安などもある時期ですので、切なさが各所で見られます。学年が一つ上がったり、義務教育を終えたり、社会人になったり。日本ではこの四月一日を境に、色々なモノやヒトの呼び名が変わります。 四月朔日(わたぬき・わたぬぎ・つ

          春が来たら

          普通ってなんだ

          普通より…。  人はどうしても比べたり自分の立ち位置やその地位などを気にします。「どう見られているのか」「どう評価されたか」「なんて思われているのか」。その疑問に対しての現実を気にせず過ごせる人もいますが、多くの人がその理想や予想に反した現実の差分に落胆したり、あるいは歓喜したりなど。反応は人それぞれです。  日頃の客観視において大事なのがその『比較』における指標です、つまり平均が人々にとって大事になってきます。 例えば、 小中学校の国語の漢字テストにおいての普通の点数と

          普通ってなんだ

          形而とパロディー

          人らしさ  最近はAIが恐ろしいほどの速度で発達していき、半年前までは指差して笑われていたAIによる画像生成や音楽制作が、感心するほど洗練されてきました。 私も音楽を作る身なので、ある程度の音楽性に長けた耳を持っていますが時間を重ねるごとに、形になっていくAIの伸びは人間のそれをはるかに超えていて、自分が試されている気もして何だか固唾を飲んだ気分でした。  そんな中でよく聞く言葉は「人らしさ」についてのあれこれです。イラストや絵画で例えると、ちょっとした線画の歪みや、独特

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