ハイキュー!!から学ぶ、リーダーシップとチームビルディング
ハイキュー!!ブームが私にやってきました。タイトル自体は知っていましたが、手をつけていなかったものです。
音声がある方がテンション上がるかと思い、アニメをプライムビデオで見始め、3月頭でTVに追い付いたところです。そして、マンガもKindleで大人買いしました。
ものすごくハマってしまいました。
キャラクターが良いです。久しぶりに、ハイテンションにアニメをみております。
『もっと早く見始めれば良かった』と思うのですが、今見始めたからこそ、『チームづくりのお手本になる』とも感じるのだと思うのです。チームビルディングや、リーダーシップについて、本を読んでいなければ、『チームづくりのお手本になる』という感想は、もたなかったと思います。
どこが『チームづくりのお手本になる』と思ったか
プレイヤーとコーチ(チームマネジメント)の違い
(ハイキュー!!4巻より)
仮にもコーチを引き受けた以上
選手側の気持ちでいるわけにはいかねえよな…
コーチという立場なので、チームが勝つためのメンバーを選ばないといけないのです。
仕事でも、管理的な立場にある時、プレイングマネージャーは難しいのです。看護師は主任レベルであれば、ほぼ確実にプレイングマネージャーを強いられます。もちろん器用な人は出来るのかも知れませんが、強いチームを作ろうとするならば、マネジメントにかなり傾けた方がチームは強くなると思います。プレイヤーもマネジメントもやろうとすると、どちらも中途半端になってストレスがたまります。未完成を積み上げると、苦しくなるだけです。
特に中小病院では、役職者も少ない上に、スタッフの数も限られて来るので、プレイングマネージャーでなければ仕事が回らないこともあります。そこは、ある程度『役割』分担と割りきって、役職者はマネジメントをするのもよいのではないかと思います。プレイヤー30点マネージメント30点と、どちらも中途半端になるなら、マネジメント80点とった方がいいですよね。
いつまでもプレイヤーでいたいから、プレイングマネージャーがいいという人もいます。しかし、プレイヤーが、自分のちからを発揮出来るようにするのがリーダーや役職者のマネジメントという仕事だと思うのです。
『6人で強い方が強い』
(ハイキュー!!7巻より)
ひとりで仕事してるのではないのです。みんなで、チームで仕事をしているのです。だから、チームが強くないと、仕事も回らないです。ひとりだけ強くても、ひとりだけ頑張ってもダメなのです。
だから、チームで、同じ目標に向かってすすむのです。そのためには、いろいろなリーダーシップ本の著者たちが言っているように、【明確なビジョン】をしめす必要があるのです。戦いかたのコンセプトをしめすのです。
そして、スタッフ同士がたくさんコミュニケーションとることが必要になってきます。そのコンセプトのなかで、どう考えてどう動こうとしているのか、雑談やミーティングを重ねて整えていきます。
強くないと楽しめない
(ハイキュー!!10巻より)
(ハイキュー!!8巻より)
仕事も、強くないと楽しめないと思います。仕事での技術や知識を身につけて、ある程度自由に仕事で遊べるようになると、その時『楽しい』がやってきます。
仕事が、楽しいと思えるようになるのは、3年目以降ですかね。超楽しいになったのは、10年目過ぎてからです。へたくそだからつまらないは、その通りだと思います。
だから、自己研鑽は大切で、上を見上げて、まだ知らないことは、たくさんあるのです。立ち止まらずに、ゆっくりでいいので、たくさん吸収していけるといいと思います。
遠きに行くは必ずちかきよりす
(ハイキュー!!24巻より)
一歩一歩階段を登って、確実に学んでいくことです。
(ハイキュー!!38巻より)
チームで、自分は何を求められているのか考えてみてください。このチームに必要なこと、自分がデキることは何か、期待されていることは何でしょう。
必ずしも、前に前にと出ていくことが求められる訳ではありません。後ろからフォローすべきこともあるでしょう。
目の前の問題を解決するために、ひとつひとつ対処していける人になりたいです。
おわりに
どんな分野からも学べることもあります。別に仕事の本からではなくても、マンガから仕事について考えさせられることもあるわけです。ハイキュー!!も私にとっては、ビジネス書であり、リーダーシップの本で、チームビルディングの本なのです。
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