高気密高断熱な住宅を経験してしまうと、もう元の生活には戻れない。
岩手県紫波町に行ってきました。視察にちゃっかり同行させてもらっただけなんだけど、結果的には刺激たっぷりな良い視察旅行になった気がします。
書き始めるとキリがないぐらいに学び多き紫波町滞在だったんですが、今回は、その中でも個人的に超興奮したポイントを3つ書いてみようと思います。
詳細な紫波町視察のレポート記事は、熱海に戻ってからゆっくりと書こうと思いますので、そちらはしばしお待ちくださいませ〜。
国際大会仕様のバレーボールコート
まずは、『オガールベース』と呼ばれる建物の中にあるバレーボール専用体育館。元バレー部の血が騒いでしまいました。
こちらの体育館には、タラフレックスという国際大会仕様の素材が使われているんですが、この素材が使われている常設バレーボールコートは国内でたった2箇所のみ。(ナショナルトレーニングセンターとオガールベース)
Vリーグのチームや全日本も合宿にくるような場所なので、ここ最近で一番と言っても良いレベルで興奮してしまいました。
小学校から大学までバレーボールをしてきた僕にとっては憧れのコートです。次回はちゃんとスポーツウェアでバレーシューズを履いてプレーをする機会があるといいな。
地域の文化拠点化した町営図書館
続いて、どうしても行きたかった場所のひとつ、紫波町図書館です。
まちづくり的な文脈では『稼ぐ公共インフラ』としての機能の素晴らしさにフォーカスが当たる場所でもあります。
ですが、個人的には街の人たちに開かれた空気感に真の素晴らしさを感じました。
ゼロ歳から高校生までを本でつなげようというコンセプトが内装や本の並びで伝わってくることや、地域の産業支援を目指して図書司書が自ら情報を求める人の元へ出向いていく姿勢、などなど枚挙にいとまがないです。
紫波町図書館については、これだけで1本記事が書けそうな気がするので、詳しくは後日別記事でお伝えできればと思います。
「もしかして…、、鳥取の…ブックカフェの…!?」と気づいていただいただけでなく、丁寧な館内ガイドをしてくれた手塚さん。彼女に出会えただけでも、今回紫波町に行った甲斐がありました。
高気密高断熱で快適なエコハウス
今回の紫波町への視察では、オガールタウン内にある『紫波型エコハウス』で宿泊体験をさせていただきました。(宿泊体験は 2019年2月28日 まで)
オガールタウンとは、紫波町独自の基準で建設されたエコハウスが立ち並ぶエリアです。(ちなみに、用意されていた56区画の分譲地は全て売却済or予約完了状態になったそう)
端的に言うならば、高気密&高断熱な住宅(厳密に言うとエコな点がもっと複合的に絡み合ってるんですが)で、寒冷地な紫波町の住環境意識を一気に改善したエリアでもあります。
昨夜の最低気温はマイナス8℃ (!!!) だったんですが、室内では暖房機器の類をほぼ使うことなく過ごすことができました。なんなら薄着&裸足でも全然余裕なほどです。
また、紫波型エコハウスの基準を満たした賃貸住宅『オガールネスト』も見学させてもらったんですが、一切暖房を入れなくても4人で数分過ごしただけで室内が暖かくなるぐらいにスゴかった。
聞くところによると、来春にオガールネストで1部屋の空きが出るかもしれないという情報もあるようです。僕の3拠点目の候補として紫波町が挙がる日も、、、近いかもしれません。
まとめ:断熱性能の高い家に住みたい
今回挙げた3つのポイントの中で、最も印象に残っているのは【高気密高断熱住宅】です。本当に快適すぎて笑えてくるほどでした。
さらに驚くべきは、紫波周辺エリアでスタートする店舗でも断熱に関しての高い意識の施工が感じられたこと。オガールで高い断熱性能による快適さを知ってしまったからなんだろうと勝手に推測してしまってます。
一度あの良さを知ってしまうと、なかなか元の低断熱性の建物では過ごせない。
いま、熱海に帰る電車内でこの記事を書いているんですが、このまま着かないでほしいと願ってる僕がいますからね。まして鳥取の家なんてもっと悲惨だから、マイナス8℃の世界でも紫波町に居たくなる。
やばいべ、あの街。
というわけで、本当に学び多き視察旅行となりました。また個別にもまとめていきますので、楽しみにしていただけると嬉しいです。
明日は1月最終日。忙しくなるかな?
では、またあした〜!
おまけ:2月からスタートする仕事
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