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グアム帰国後も4歳娘の英語力がぐんぐん伸びたわけ【バイリンガルの娘を育てたわたしのストーリー④】

バイリンガル育児歴18年、Asakoバイリンガル子育てです。
一人娘は昨年、アメリカのアイビーグ大よりRegularで合格をいただき、現在は大自然に囲まれたニューハンプシャー州にて大学生活を満喫しています。

大自然に囲まれた大学キャンパス 建物はハリーポッターの世界

右も左もわからないまま手探りで続けてきたバイリンガル教育ですが
あっという間に18年が経ち、振り返ってみるとどの瞬間もキラキラと宝石箱のように輝いていた想い出ばかり✨ 

今こうして一つ一つ振り返りながらnoteに思い出を綴ることができてそれがどなたかのお役にたてるのであれば、こんなに嬉しいことはありません。

我が家の娘も幼少期はいつもこんな風に踊っていました♬

さて本題に入りますね。
前回のわたしのストーリー③では

✴️グアム島でのプリスクール時代、日本語を強化させるために我流で取り入れた方法
✴️幼少期にどんな経験をさせるかが何より重要なわけ

について書いてみました。前回のストーリーはこちら👇https://note.com/asakobilingual/n/n04b236a4640f

本日の④では、
✴️グアム島から帰国した4歳の娘が日本帰国後も英語力をぐんぐん伸ばしていけた理由
について書いてゆきたいと思います。

グアム島から帰国し当時4歳の娘は日本でインタープリスクールに通い始めましたが、不思議なことに、日本で英語力がぐんぐん伸びていったのです。

それは何故かというと、やはりプリスクールの選び方にかかっていたと思うんですね。

アメリカのプリスクール、キンダーのクラスルームは大抵こんな感じです🥰

娘の通ったプリスクールとの運命的な出会いはこちらをお読みください💛

一日の大半の時間を過ごす場所がプリスクール🏫
お友達も多くいるため、たとえ滞在時間が短くても、言語のインプット量が半端なく多い場所なんです。まさに言葉のシャワーを浴びる場所ですよね🚿

そのプリスクールを、4歳だからと言って妥協せず、4歳だからこそきちんと見極めて選んだことにより、日本にいながら娘の英語能力がぐんぐん伸び続けてゆきました。(見極め方のコツ、ちゃんとあります)

日本という場所にいながら、ここまでしっかり英語が定着していくとは、思ってもいなかったので正直かなり驚きました。

わが子だけではありません。
単に 近所だから、と保育園代わりに同じプリスクールに通わせていた 働くママたちが、途中からお子さんたちがあまりに英語がペラペラになってしまったことで

●まさかこんなに喋れるようになるなんて想像していなかった 
●せっかくペラペラ喋っているのにこのまま終わらせたくない 
●この先小学校選びどうしたらいいんだろう~

と贅沢すぎる悩みを抱えはじめていました。

予期せぬことがすごいスピードでおこってしまって悩むよね!


そう✨ この 周りのお友達みんなが英語をネイティブ並みに喋れる、という環境が まさに娘の英語能力をぐんぐん伸ばしてれたのです。

この環境を努力を惜しまず作ってくれていたのがこのスクールを創設された校長先生。

愛情たっぷりで根気強く一人ひとりを伸ばそうと一生懸命接してくださった校長先生のおかげで、後から入学したお友達も日本語に引っ張られることなく、英語を使うのが当たり前という環境の下、ぐんぐん英語力を伸ばしていきました。

ガーデニングの授業。日本人のお友達同士もfluentな英語で会話をしています♪

後にこの贅沢な悩みを抱えることとなったママたちのお子様方は、どうなったかというと、、、、
ハイ、ほぼ全員が日本の小学校には進まず、

老舗インターナショナルスクール
•新設インターナショナルスクール
•インド系インターナショナルスクール
•中華系インターナショナルスクール

へ入学することになりました。

アメリカのスクールバスは黄色

当時はまだ子供を幼稚園まではインターに通わせても、小学校からは日本の公立、私立に入学させる親御さんがほとんどの中、珍しいほどこのプリスクールからはほぼ全員がインターの道をたどることになったのです。

インターに進学した子供たちはスクールは違えども日本の詰め込み式、暗記型、右に倣えの教育ではなく、海外の教育を自然の流れでそのまま続けていくこととなりました。

気になるのがその後この子たちがどのような進路を辿ったのかということ。

小学校入学から13年経ち、3~4名のお子様と会う機会がありましたが、ほぼ全員がアメリカ、カナダの難関大学へ進学したことがわかりました👩‍🎓
これは凄い!

とにかく日本にいながらも0-6歳という幼少期に全力で環境を整えればバイリンガル教育は割とスムーズに進めてゆけます。
もしあの時、日本の小学校へ進学していたら、娘もお友達も全く違った人生となったことですし、今は英語に苦労していたかもしれません。

そして、バイリンガル教育で重要なのは、英語が喋れるようになるだけではなく、海外の常識や感覚を素直に受け入れてゆけるかということ。

こちらはグアムのプリスクールにて、娘が日本に帰国前のスクールイベントでの1枚。

前列のガールズたちの座り方見てください。
「あぐら」なんですよね。
アメリカではこれが正式な座り方なんです😱

一日に何回も、「はい、あぐら座りして!」という号令が先生から飛んできて生徒たちはピシっとあぐらを組みます。

英語では、「Criss-cross applesauce!」と言いますが、これがあぐらで座らせる際の掛け声で、アメリカ、カナダの保育園や学校ではこのあぐら座りが主流です。 日本だと体操座りのような感覚かな🤸‍♀️

グアム島のプリスクールで民族衣装を着てチャモロのお祝い🌺

この「あぐら」座りを 行儀が悪い、子供にはさせたくないという感覚を持ってしまうと、バイリンガル教育は少し難しくなります。

お子さんが単に英語だけ話せてもお子さんの世界は広がってゆかないでしょう。
お子さんをバイリンガルに本気でしたいと思うなら、海外の常識を知り、感覚ごと自然に取り入れてみることが最も重要で早道です。

YouTubeを見ると、アメリカの子供たちの日常が垣間見れますよね。「え?全然違う」って戸惑うことも多いかと思いますが、この子たちがまさに我が子にとって将来のクラスメートであり、同士でありライバルなんです。 
是非そういう見方で 見て、真似て、やってみていただきたいと思います。

次回はバイリンガル教育に重要な幼少期の習い事とアフタースクールの過ごし方について書いてみたいと思います。
では次回また🖐️


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