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個人レッスンを思い切り楽しむための工夫

ノルウェーの大人のための学校フォルケユニバーシティから、アイスランド語クラスの修了証明書が届きました。

ノルウェー語でアイスランド語を学んでいたので、証明書はノルウェー語です。

この半年で90分の授業を24回、全部出席して終わらせることができました。

ちなみに次のレベルのクラスは……
受けません!

というのも、グループレッスンなのですが、私が独学を別途でしすぎて、他の生徒と差が開きすぎてきたのです。

さすがに後半は他の生徒に合わせていると、「この時間に他の事できたな」と思うようになってきてしまったので、この学校はこれで卒業します。

先生にお願いして個別レッスン開始

レッスンのアイスランド人の先生はノルウェー在住なので、個人レッスンは可能か聞いてみるとOKだったので、今は週1で60分レッスンをお願いしています。

先週はアイスランドで地方選挙があり、現地ニュースをたくさん読みたかったので、週2回のレッスンにしてもらっていました。

個人レッスンなので自分の希望に合わせて授業スタイルを変えられます。

私は日常会話の練習よりも、ニュースを読んで政治関連のボキャブラリーを増やしたいので、基本的には一緒にニュースを読んでいます。

スカイプのチャット欄に先生が単語をアイスランド語・ノルウェー語で書いてくれるので、レッスン後はフラッシュカードのAnkiに入れます。

ちなみにこのやり方は、オンライン語学レッスンを受けることができるフィンランド語の先生たちがよくする書き方。

「フィンランド語の先生たちはよくこうして書いてくれるんだけど、こういう風にお願いできますか」とアイスランド語の先生に依頼しました。

これが一例。今回は特別に日本語追加。いつもはアイスランド語-ノルウェー語

自分の仕事に活かせる単語帳をつくる

アイスランド語 - ノルウェー語 (日本語)

borgarstjóri - ordfører i Reykjavik (レイキャビクの市長)
nær nú kjöri - blir valgt inn (選ばれた、当選した)
kjörnum - de som bli valgt inn (当選した人たち)
nådettur einnig út - faller også ut (落選した)
Engar breytingar- ingen forandringer (全く変化なし)

私が単語を書いているのではなく、先生が書いてくれます。私がやっていると時間かかるし、私は考えていることに必死だから、先生が書いてくれたほうがスペリングの間違いもない。

アイスランド公共局とかの選挙特集のページを先生とざっと見て、私が読みたいと直感的に感じた記事を一緒に読んでいきます。

私や先生が事前に記事を選んだりはしないし、宿題もなし。レッスン時間中に全て完了させます。なぜなら私が単に忙しすぎて、必ずしも他の時間に作業できるとは限らないから。

個人レッスンを有意義にするために

個人レッスンで満足するためには、自分でどんどん授業スタイルをカスタマイズする率先力があると便利。

先生によっては自分のやり方がある人もいるので、相性にもよりますが。

個人レッスンを満足いくためにするには、自分と相性のいい先生に出会うまで、とことん色々な先生とお試しするしかないかも。

「自分はこういう感じだと、楽しんで学べるんです」ということも、常に必死に伝えたほうが、先生もこれからどういう進め方をしたらいいか理解してくれます。

私はやっぱりグループより個人レッスンのほうがいいなと改めて思いました。どんどん分からないことを深堀りできるし、自分の興味ある内容の授業にカスタマイズできるから。

グループだとどうしても自分が関心のない時間帯がでてくるので、時間を無駄にしている気分になることもたまにある。

フィンランド語に比べて、アイスランド語レッスンのカスタマイズはまだまだ手探りなので、これからいろいろトライして楽しく学べるようにしていきたいです。

……..

外国語で取材して記事になりました



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