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語学力だけでニュースは理解できない

日曜日の写真。フィンランドで福祉地域圏選挙という、新しい地方選挙の1種が開催されました。初の福祉制度の議員を選出する選挙ということもあり、特別な選挙に。

ノルウェーから特番をずっと見ていたのですが、なんとフィンランドの国政選挙や地方選挙より理解が大変でした。

語学レベル自体は上がっているので単語などは聞き取れます。

が、フィンランドで何年間も問題となっていた福祉制度の問題や福祉選挙の制度をまだまだ深く把握ができていないが故に、わからなかったのです。

語学力だけ鍛えても、ニュースは理解できない。そのニュース内容に関する背景も大体わかっている必要があります。

あと、初の選挙だったので、比較できる過去の同類選挙の支持率がないのも理解を難しくさせた理由でした。この4年間で市民はどういう評価を下すのか、という分析ができないのでね。

選挙がある1週間は語学勉強のモチベーションが最高にあがります。

もともと北欧選挙が理解したくて、今いろいろと語学勉強しているので。

語学会話サイトitalkiではフィンランド語を7レッスン!(合計6時間30分)も受けていました。

アイスランド語の勉強時間はあえて減らして、でも日本にある語学教室Dilaとアイスランド大学のオンライン教室は受けたので、アイスランド語も2レッスン。

こんなにオンラインレッスンを集中させたのは久しぶりでした。

フィンランド語ではおかげで選挙の話をたくさんして、関連用語も増えたし、政治や選挙制度自体も前よりさらに理解できました。

もちろん仕事の記事ネタの発掘にもつながります。

選挙翌日の月曜日も、italkiで2時間連続で先生とおしゃべり。選挙結果のニュース、投票案内、若者の政治参加について延々と話していました。

「楽しかった」「勉強になった」が詰まった期間でした。満足じゃ。


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最近掲載されたお仕事記事(英語とデンマーク語で取材しました)

1/17-23の4言語の勉強時間 39.2時間

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1/17-23のフィンランド語の勉強時間 29.2時間

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1/17-23のアイスランド語の勉強時間 .2時間

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1/17-23のデンマーク語の勉強時間 1.3時間

1/17-23のスウェーデン語の勉強時間 0.3時間

1/17-23のノルウェー語での読書時間 0時間

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スウェーデン語とデンマーク語に関しては、取材のためにニュースを見るなど「仕事時間」とも重複しています。この2言語はノルウェーに移住して2009年からオスロ大学でも使用していたので、リーディングやリスニングは仕事では問題なし。今後の目標はノルウェー語に頼らずに「発音」できるようになること。

ノルウェー語で紙の本を読書している時間も記録してみます。記録することを覚えていれば。仕事でノルウェー語で書類やネットを見ている時間は含みません。

『北欧の幸せな社会のつくり方: 10代からの政治と選挙』『ハイヒールを履かない女たち: 北欧・ジェンダー平等先進国の現場から』(かもがわ出版)発売中です。カラフルな写真とともに、ぱらぱらと読める北欧モデル資料集のようになっています。