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「頭がいい人の読書術」効率よく読書でインプットする方法を学べる一冊

読書をしていて、「もっと効率よく読破したい!たくさん知識をつけたい!」と思う方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、尾藤 克之さんの著書「頭がいい人の読書術」を紹介します。


1. 1章が面白くなければ読むのをやめる

これは実用書を読むときに使えるテクニックです。実用書の場合、第1章を読んで面白くなければ、読むのをやめてしまってよいでしょう。

なぜなら実用書の場合、筆者が一番伝えたいことは第1章に書かれていることがほとんどだからです。

つまり、第1章が面白くなければ、それ以降はもっと面白くない可能性が高くなります。第1章を読んだ段階で面白くないと感じたら、すぐに読むのをやめてしまいましょう。

お金がもったいないと感じるかもしれませんが、最後まで読んで払ったお金が返ってくるわけではありません。どうせ変わらない出費に、さらに時間まで消費するのはもっともったいないです。

読むのが遅い人ほど、この考え方の恩恵が大きくなります。自分は読むのが遅い方だと思う方は、特に意識してみましょう。


2. 文章の上部分だけを読む

読書を効率よく行うためには、全ての文字を追うようにしてはいけません。意外かもしれませんが、文章の上のほうだけ(横書きの場合は左のほう)を読むだけで内容をほとんど理解することができます。

これは、人間のもつ単語の最初と最後の文字さえ正しければ読めてしまうという特性が理由。タイポグリセミア現象とも呼ばれています。

そのため、ぼーっと上部分だけを眺めるようにするだけで、頭で勝手に文章を組み立てて理解することができるのです。


3. アウトプットする前提で読む

読書をするときは、アウトプットする前提で読み進めると効率がよくなります。

読んだ内容を頭の中で整理しながら読むことになりますし、「つまりどういうことなのか」を自分なりに考えることになるでしょう。こうなれば、得た知識を記憶しやすくなります。

さらに、アウトプットする際のハードルが下がるので、たくさんアウトプットできて、しっかり記憶を定着させることもできますね。

アウトプットする意識なしで読む方は、「あの本ってどんな内容だったっけ?」となることが多いのではないでしょうか。しかし、アウトプットする意識があれば、こうなる確率が下がります。

ぜひ実践してみてください。


まとめ

今回紹介したテクニックは、以下の3つです。

・1章を読んで面白くなければ読むのをやめる
・文章の上の方だけ読む
・アウトプットする前提で読む

これらを実践すれば、素早く本を読めて、記憶にもしっかり定着させられます。どれも僕が実践してk効果を実感できているものばかりなので、ぜひあなたも試してみてください。


最後まで読み、そしてスキやサポートまで、本当にありがとうございます!次の執筆の励みになります💪