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『カイジ「したたかにつかみとる」覚悟の話』チャンスをものにする思考を学べる一冊

今回紹介するのは、カイジに登場するあるシーンやセリフから得られる学びを解説している、『カイジ「したたかにつかみとる」覚悟の話』という本です。

あなたもカイジや他のキャラクターを見て「クズだな〜」とか「こんな人嫌だな〜」と感じたことがあるのではないでしょうか。しかし、漫画の中だけの話ではなく、実際にそのまま現実で起こっているようなことも描かれていますよね。

この本を読めば、カイジから得られる教訓をより理解することができますし、キャラクターの心理なども見えてきます。学びを得たい方だけでなく、カイジファンも読んでおくべき一冊でしょう。

では、僕が「なるほどな」と感じた内容について少し紹介したいと思います。


1. 成功者は失敗しなくなったわけではない

「成功者は成功するまでにたくさん失敗している」という話はよく聞きますよね。

しかし、失敗しているのは成功するまでだけでなく、成功してからも失敗を繰り返しています。成功してからも新たな課題や問題は見つかり、その度に失敗して試行錯誤しているはずです。

僕たちが知るのは成功者が成功したという事実であることがほとんどで、裏側はあまり明かされません。そのため勘違いしてしまいがちですが、成功者だって裏でたくさん失敗しているわけです。

だから、ちょっとした失敗であきらめてしまうことはありません。エスポワール号の別室から生還したカイジのように、あきらめずに足掻ける余地を探してみましょう。


2. 発信力を鍛える

想いを実現するためには、発信力が必要です。あなたがどんなことをしたいのか、どのようになりたいのかがわからなければ、当然協力してくれる人も現れませんよね。

日本の教育は一方的に教わることが多いためか、自分の主張を強く言える人は少ないです。質問があっても、なかなか手を挙げられないという方も多いと思います。しかし、これでは相手が自分の意見を汲んでくれることはありません。

限定じゃんけんでも地下チンチロでも、カイジは自分のアイデアを発信し、仲間を巻き込んでリードしました。そして、ギャンブルでの勝利をつかんでいきましたよね。

想いを実現するためには、自分の想いを周りにしっかり伝えるための発信力が大切なのです。


まとめ

カイジは面白さだけでなく、妙な現実味があっておもしろい漫画です。なんてことは周知の事実ですが、今回紹介した本を読むことで、よりおもしろさに気づくことができました。

なんとなく読んでいただけのシーンにも、「そうかこんな教訓があったのか」と気づくことができると思います。

きっとあなたの人生にも生かせる教訓があるので、ぜひ読んでみてください。


最後まで読み、そしてスキやサポートまで、本当にありがとうございます!次の執筆の励みになります💪