読書習慣がなかった私に訪れた転機~30代後半で出会った憧れのあの人~
カウンセラーのたまご
朝比奈 卵です
私には心から憧れる女性がいます
何人かいます
今日はそんな
ひとりの女性のお話です
今から7年前
互いの第一子が小学校に入学
ドキドキの
通学路が一緒だったママさん
控え目で目立たない性格
でもとても知的で語学堪能な彼女は
日本人といるより
海外の人と一緒にいる方が
楽だという
面倒見の良い
気遣いの達人の
その人は
日本人といると
ついつい余計なことまで
気を使ってしまい
疲れてしまうとのこと
確かに
一緒に遊ぶときには
小分けのお菓子とかみんなに
用意してくれてる
え?
そんなことまで気にしてくれるの?
ということまで
気にしてくれる
彼女
頭脳明晰なのにどこか不器用で
気遣いに疲れてしまう
そんな人間味のある彼女を
私はあっという間に好きになった
彼女はコツコツコツコツ学び続ける
第二子が小学校に入学した
4年前には
自ら看護学校に入学
命に携わる仕事がしたいという
もう本当に
心からの尊敬の念と
大拍手を
送りたくなる彼女が
とにかく本の虫
信じられないほどの量を読んでいた
いつだったかの
とある年始に会ったとき
「お正月どうしてたの?」
と聞くとこんな返事が
「ひたすら本読んでた」
「ひぇー凄いね!」
と驚きつつ
何を読んでるのか聞くと
山崎豊子の「不毛地帯」とのこと
「それ面白いの?」と聞くと
「面白いからぜひ読んでみて!」と言う
じゃあ
と早速読んでみたら面白いのなんの!
私もすっかりはまってしまった
山崎豊子シリーズの小説
そんな彼女がきっかけで
遅れ馳せながら
本を読むようになった私
(99%小説)
最近
再びお勧めの本を教えてもらおうと
それとなく聞いてみた
すると答えはこの通り
医学書…
そ、それは無理…
まもなく
看護師デビューする
私よりひとつ年上の彼女
私の尊敬する人
〜努力の美しさを教えてくれた人〜
カウンセラーのたまご
朝比奈 卵
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