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すごい、すごい、すごい 胸が震えて、目の奥鼻の奥が激しく収縮するようで、意図しない涙はこ…
眠れない夜に聴いたお前は どうしようもない慰めで こんなものに救いを求めるのかって 呆れて…
夜を過ごすのは好きじゃない 朝を待つのは嫌いじゃない ぼんやり意識のある中で どこかでス…
たとえば、自分の心臓にねじまきがあったとして たとえば、それを最初に回した分だけしか生き…
仕事をしていれば使わなかったはずの電気代がもったいないからと、 日中の陽の光を頼りに読書…
新品のトレンチコートをおろした。 ハリのある生地感で、まだシワのひとつもついていない。 …
ずっと自分のことばっかりだ。 肩に力が入り過ぎか? なんせもう癖づいてしまっているからな。 寝ているときですら抜けないときもある。 そして起きた瞬間に浮かぶんだ 自分を罵倒する言葉がね。 そりゃあもう最悪だよ 自意識過剰なんだ、基本的にね。 だから自分のことばかり考えているし ループだよ、ずっと。 止まない雨はないという言葉がある。 未来への希望を捨てない言葉だ。 嫌われた雨のことは誰が考えてあげるんだ? きっと雨は自分のことを誰も考えてくれないから
手の指をさ、Lにして、こうして、うん。 なに? このフレーム、何がうつってると思う? ど…
電話BOXの中はさ、なんで電話しかないんだろう。 そんなの電話BOXだからじゃん。 電話すると…
人生の伏線を張るなんてそんなもんが本当に意識下でできると思ってんのか? いいか、創作物語…
『』がつらくなったときに、もらった『』全部を否定してしまうともっとつらい。 気持ち悪いか…
現実の中で じゃあ自分だったら?を考える みんなが飲み込んで、吐き出してきたすべての中で…
例えば貧しい青年が1人のボロい布切れを羽織った少女に出会う。 青年は少女と目が合って、しば…
だんだん脳みそがからっぽになっていくんだよね 少しずつ 少しずつ 摘まれて 剥がされて 毟られてくの なくなったものたちは どこかにいっちゃってさ 戻ってこないじゃん どこにいるんだろうね 私のいない世界でさ 楽しくやってるのかもね 私はさ ずーっと押さえつけられているようで でも なくしてるのは自分じゃん 誰がいるの? そこに 誰もいないでしょ たった1人の 透明な世界でさ まっくろでいられたらよかったのにね