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ずっと自分のことばっかりだ。
肩に力が入り過ぎか?
なんせもう癖づいてしまっているからな。
寝ているときですら抜けないときもある。
そして起きた瞬間に浮かぶんだ
自分を罵倒する言葉がね。
そりゃあもう最悪だよ
自意識過剰なんだ、基本的にね。
だから自分のことばかり考えているし
ループだよ、ずっと。
止まない雨はないという言葉がある。
未来への希望を捨てない言葉だ。
嫌われた雨のことは誰が考えてあげるんだ?
きっと雨は自分のことを誰も考えてくれないから、自分で考え、悲しくなり、それでもまた雨として止むことを願われる自分を受け入れようとするんだよ。
好かれるものがいれば嫌われるものがいる。
もちろん雨を好いているものをたくさんいるだろう。
恵みの雨とも言うからね。
その肯定的な言葉だけを受け入れて生きられるほど、雨も強くはないと思うよ。
ああ、そうあってほしいという私の気持ちでしかないが。
結局同じようなものが在ると安心してしまうんだ。
浅ましい、浅ましいよ。
その安心感は自らを腐らせていくよ
経験則だ。
だからこそ今の私はこうもひねくれている。
夜な夜な無理やり飲み込むんだ。飲み込みきれない思いを飲み込むんだよ。
歪なかたちがそのまま喉を無理やり通る感覚をあと何度味わえばいいんだろうな。
一種の自慰行為かもしれない。
そうして辿り着いたのは見慣れた場所さ。
気まずい既視感に目をつむって
今日つく嘘を考えている。
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