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人生の伏線を張るなんてそんなもんが本当に意識下でできると思ってんのか?
いいか、創作物語でない限り、伏線はあとあとこじつけられるんだよ、あの時が実はそうだったかもしれないってな。
凡人が天才になる方法が語られているのは、みんなから見た天才が鳴かず飛ばずだった過去を語るからこそ響くんだ。その過去すべてが伏線たるものになった結果があるから言えるんだ。
何もしていないこの状況を嘆くだけで、あまつさえ未来はきっと成功するからなんてほざいているだけのやつはなんでもないんだよ。そう、なんでもないんだ。お前はなんでもない、何者でもないぞ。

子供のころはみんな一度は自分のサインを考えただろ。それは子供の頃の話だ。みんな大人になる。100円で売られている自分の名字の印鑑がそれに変わるものだとなんの違和感もなく受け入れるからだ。お前はいつまで自分だけのサインを考えているんだ?100円で買えないほどに名を売りたいなら焦れ、時間をちゃんと使え、時間に見合う、なんならそれ以上の、ものづくりをしろ。
まだスタートラインにすら立てていないぞ。


名前に価値のある人間は限られている。
違う?本当に違うと言えるか?
価値にも種類があるとは思うが、友人と恋人は別なように、その価値もまた当たり前に分けられているとは思わないか?

もちろんみんな、生きているだけで尊いさ。
だがその中で各々個性を欲しがるだろうが。
だから"付加"価値と呼ぶだろ。惹かれるのはそこなのさ。


今この場で自覚すべきだ。
自覚したことを認めるべきだ。
目を開けるのは今この瞬間だ。
見えないフリはもうおしまいにしろ。

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