見出し画像

「もしかしたらADHD かも・・・」。自分の発達障害を疑ったら取るべきたった1つの行動

この記事をご覧の方は、
悶々とひとり悩んでいるのではないでしょうか?

  • まずは家族に相談するべきだろうか?

  • 病院に行くべきだろうか?

  • 先に上司に報連相してから?

  • もしADHDだったら…?

  • 逆にADHDじゃなかったら…?

私も同じだったのでわかります。

でも、過去の自分にアドバイスするとしたら、

早急に病院をリサーチして予約しなさい!!
です。

まわりへの相談や連絡は
「精神科を予約してから」でも大丈夫です。

もちろん、これが全員に共通する正解だと思いません。

でも、少なくとも私自身はそうでした。

その理由を経験談として下記に綴ります。

少しでも参考になれば、
この記事を書いた価値があります。

もし、ご質問や気になる点があれば、
お声を寄せていただければ回答いたします。

孤独な環境下では考えれば考えるほど、
思考はネガティブな方へいってしまいますから。

では、すぐに病院を受診するべき3つの理由を
下記に記します。

1.病院リサーチに時間を要する

まず、自分に最適な精神科や心療内科を探すのは想像以上に難しいです。

なぜなら、知人友人からクチコミなどの評判を集めにくいからです。

歯医者や整形外科を
リサーチするなら簡単ですよね。

「いい病院知ってる?」と
会社や学校で聞けばいいので。

でも、
「いい精神科知ってる?」と堂々と聞けますか?

発達障害かもしれないという悩みですら
そう簡単にまわりに相談できない状況で、
精神科のことなど聞けないはずです。

医療機関のクチコミは
ネット上にもあるにはありますが、
飲食店や美容室ほどは量も質も整っていません。

ですからローカル、かつ、リアルな
評判が重要になりますが、
それを収集するのはハードルが高い。

これが精神科・心療内科を探す際のむずかしいところです。


ちなみに、私は入念に事前リサーチしました。

  • どんな医者がいて、どんな治療をしているのか?

  • 病院の場所、アクセスはどうか?

  • 定期通院は可能か?

  • 実績や評判はどうか?

  • 自分の悩みを解決できそうか?

しかし、結果的にはほとんど
意味を成しませんでした。

詳しくは後述します。

最低限、

  • 病院の名前

  • 診療時間

  • アクセス

くらいを押さえておけば十分というのが私の経験則です。

2.ADHDなら「先送りグセ」に注意!!

「重要だけど、緊急性の低いこと」は
ギリギリまで手を付けない。

程度の差こそあれ、
誰しも経験があると思います。
夏休みの宿題のように。

でも、ADHDはその「先送りグセ」が
極端に強い傾向にあります。

だから、
「今すぐ病院を探して受診しないと明日死ぬ」
わけではない今回のような場合、
かなりの確率で先送りしがちです。

特に、精神科や心療内科に
はじめて連絡をするような経験のない行動、
勇気のいる行為はなおさらではないでしょうか?

さらに、目の前の仕事や育児に追われて、
それをこなすだけでせいいっぱいという現状。

「今度、時間ができたら病院を探そう・・・。」

その今度はいつ来るでしょう?

絶対におすすめしないのは、

「今、自分が悩んでいるのは、自分の意識が低くて努力が足りないだけかもしれない」

などと考えて、
ギリギリまで個人でがんばり続けることです。

私はそんな悪あがきを続けて
後悔することになりました。

同じ過ちを繰り返してほしくないので、
もう一度言います。

今すぐ、病院をリサーチして、
通院可能な病院にかたっぱしから
電話をかけることを考えてください!!

3.実態は3か月待ち

私は自分の住む地域と最寄りの都市にある病院の計4ヶ所に電話をかけました。

その結果、最短で3ヶ月待ちでした。

「最短」ですよ?

実際に電話したら予約がいっぱいで新規患者を
受け付けていないところもありました。

もちろん、病院のWebページにはそんな記載はありません。

他にも、

  • 父親か母親の立ち会いが必須

  • 母子手帳が必要

要は、幼少期の情報が求められ、
それが無理なら診断できないと拒否されたところもあります。

私はこれらの条件を満たす状況になかったので、
実質、診察拒否をされました。

つまり、念入りに病院をリサーチしても、
いとも簡単に選択肢が無くなります。

「早急に病院をさがして電話をかけるべき」と
考える最大の理由はこれです。

前述のように、
私は一人で試行錯誤を続けました。

「ケアレスミスを多発させ、
複数の業務をうまく回せていないのは
自分の努力が足りないからではないか?」
と考えて、ギリギリまでがちゃがちゃ悪あがきをしていました。

その結果、気づいたときには消耗していまい、
疲弊して、メンタルもズタボロになってしまいました。

いよいよ限界だと感じ、
SOSを出そうと病院に連絡をしたとき、
私が直面した現実は「受診拒否」や「3ヶ月待ち」でした。

ですから、
メンタル的にも体力的にも余力があるうちに、
病院をリサーチして予約することをおすすめします。

ちなみに、受診した上で通院しながらでも
仕事上の工夫はできます。
当然ですよね。

医学的見地にもとづいた処方箋をもらいながら
試行錯誤していくことができるので、
自分一人で取り組むよりもずっと生産性が高いです。

ひとりで限界まで頑張るのではなく、
早い段階で仲間をつくって協力してもらう。

これは私がすべてを抱え込んでパンクした経験から学んだ、最重要マインドです。

今でこそ、高い授業料を払ったなと思っていますが(笑)

他人の失敗から学びなさい。あなたがすべての失敗をできるほど長くは生きられないのだから

エレノア・ルーズベルト

余談ですが、
はじめて抗ADHD 剤(アトモキセチン)を飲んだときの感想は下記です。

「え、みんなこんなラクしてたの?」

頭はクリア、
眠気は気合いで乗り切れる。

魔法の薬を得た心地でした。

どの薬が合うか、
副作用はどの程度か、
など個人差は当然あります。

あくまで個人的な感想であることをご留意ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?