25歳が26歳になるまでの1年間。
この一年で私は大きく変わった。
新しい世界を知った。
新しい友達ができた。
新しい仲間ができた。
生まれてきていちばん楽しい1年だった。
3月
25歳の誕生日をむかえた。
苦しくて死にたくて自分が嫌でどうしようも無かった私が25年生きた。
布団の上で泣いて、自傷行為をして、迷惑をかけながらも、25年生きれた。
25年も生きれたのかと思うとなんだかこの先ももう少し生きてみていいだろうという気持ちになった。
4月
祖父母から誕生日プレゼントで貰った油絵具を使って、油絵を始めた。
絵の具を触るのなんて、中学生ぶり。しかも油絵具なんて初めて。
YouTubeで軽くやり方だけ見て、やってみた。
難しさよりも楽しさが勝っていた記憶。
油絵作品第一号。
5月
アクリル画を触り始めた。中学生の時の美術ぶりなので10年前だ。
楽しかった。今とは違い、緑の猫を主に描いていた。
見返すと、今描いているものと基板は変わっていない感じがする。
6月
漫画を描いた。
生きることの正しさを見つける女の話。自分の想いをたくさん詰め込んだ一作。
7月
ここが運命の分かれ目。
筆ロックにでた。
詳しくはこちらを見ていただければわかるだろう。
こんなことがあり、人生が大きく変わった。
8月
制作の日々。
新しい目の描き方を見つけた。感情をのせやすく、とても楽しい。
筆ロック(ライブペイントバトル)の主催するYouTubeにて筆トークというものに出させていただいた。
画家としての話をたくさんするのかと思いきや、和気あいあいと好きなキャラクターの話などしてとても楽しかった。
そのあとみんなで手持ち花火をしたのもすごくエモーショナルでいい思い出。
9月
久々にデジタルを触ることが多かった月。
名古屋に一か月ほど滞在してよいリフレッシュに。
10月
上尾市と、丸山にあるキャンプ場とで、2回ライブペイントさせて頂いた。
貴重な機会。ライブペイントをする場というのもそうだが、作家同士の交流も出来るのが大変嬉しかった。
キャンプ場では、ミュージシャンの方との繋がりも出来た。
久方ぶりに恋人ができた。思ってる以上に人間て恋人がいることによって心が踊るんだなと驚いた。
これまで私は真摯なお付き合いをしてこなかったから。恋人ができても、サバサバしてるからつまらないだとかで振られたりしていたので、自分からも相手からも同じ熱量で好きでいられる人がいるってこんなに素敵なことなんだなと実感した。
11月
初めてのペン画に挑んだ。
アクリルでやりたかったけど出来なかった細かな表現ができてペン画の楽しさを知った。
私の描くペン画はいままでの表現と少し違う。アクリルは自分の感情をぶつけていく感覚だが、ペン画モードになると、こんなものあったらいいな、こんなとこ行ってみたいな、という夢というか憧れみたいなものを描くことが多かった。不思議。
クリエーターズマーケットの準備をしたり、夜は宴をしたり、なんとも充実した月だった。
そして恋人の誕生日を祝った。サプライズでケーキをお店の人に出してもらったり、中野の街を散策してとても楽しかった。
私が他人にここまですることってなかなかない。ママと友人1人くらいだ。
デザフェスにいった。とても良い刺激をもらった。
12月
ひたすらに飲んだ月だった。
そしてクリエーターズマーケットに初めてライブペイントで出た。
11月から名古屋の友人の家に泊まり、準備の日々。
当日は初めて描く大きな壁にドキドキが止まらず。
最初から最後まで集中して本当に楽しく描き切ることが出来た。
初めての体験でとてもいい経験になった。今後デザフェスなどに出る際の感覚もつかめたような気がしてよかった。
絵描き仲間が遊びに来てくれたのもとても嬉しかった。
ナツミキ展まであと少し。
1月
画風を変えた。家にあるだけのいろいろな画材をかき集めて、新しいことにチャレンジしようと思った。アクリルだけにとどまらなくていいと気が付いたのだった。
そしたらとても楽しかった。アクリルでは技術不足で表現できなかったことがペンなどで細かく描き込めるようになり、ようやく自分のスタイルを見つけたという感じだった。
そして、ライブペイントにも出させていただいた。
新しくした技法で挑んだ。大きい絵をかくのは楽しかったが、まだまだだなと思い知らされた感はある。
なんだかわくわくしていた。
そして、プチプチお絵かきバトルというライブペイントバトルで優勝をした。嬉しすぎて頭が真っ白だった。このことは自分に大きな自信を与えてくれた。
ただ、この栄光にすがらずに、得た自信だけを持ってこれからも進み続けようと思った。
過去の栄光にしかすがっていけないおばさんにはなりたくないので。
ナツミキ展が延期になった。延期なのでまだまだ二人の熱は消えていない。
2月
初めて主催のイベントを開いた。準備の段階から本番まで、すごく楽しかったが、当日はへとへとになった。準優勝でした。
名古屋の友人が東京に遊びに来た。母と恋人と友人。なんとも異様なメンバーで飲んだのだった。
そのあとはポートレートをとってもらった。いい写真がたくさん撮れて、いい思い出になった。定期的に撮ってもらいたい気持ち。
という25歳の振り返りでした。濃い年でしたね。
それではみなさん、今後ともよろしくお願いいたします。
幹夫800
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?