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朝ドラ「カムカムエヴリバディ」と「英語」の良い距離感・これから見る人のための話

現在放送中の、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。
人気が上昇傾向であり、これまで朝ドラを見ていなかった人でも、見ている人が意外といるようです。

このnoteでは、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」を全く見ていない人でもわかるように、ドラマの概要・テーマを、改めてざっくりと見ていこうと思います。特に、3代目ヒロイン「ひなた」が、どのように英語と関わるのか、について、あれこれ考えてみます。

*すこし大きく出てしまいましたが、個人的にちょっとまとめておこうというだけの話です。
*2022年3月5日時点で書いています。最終回まで見ていないため、後で見たら、ちょっと違っているかもしれません。
*全く見ていない人のために、できる限りネタバレの無いようなnoteにしてみました。

なお、全く見ていない人も、YouTubeにダイジェスト版が出ていたり、NHKオンデマンドで第一回からのフルバージョンが出ているので、ぜひ見てみてください。

関連ページ


*2022年3月時点でのNHK「カムカムエヴリバディ」の公式ホームページです。

NHKの関連記事です。


どんなお話?

2021年度後期連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』は、ラジオ英語講座と共に歩んだ三人のヒロインが紡ぐ100年のファミリーストーリーです。

NHK番組紹介サイトなど

安子(上白石萌音)=1925年(大正14年)生まれ
るい(深津絵里)=1944年(昭和19年)生まれ
ひなた(川栄李奈)=1965年(昭和40年)生まれ
の3世代に渡るお話です。

安子から見て、るいは娘、ひなたは孫に当たります。
安子の幼少期から現代まで、100年に渡る物語になっています。

ドラマは大きく「安子編」「るい編」「ひなた編」の3つに分かれていて、それぞれ主役が交代します。
安子(上白石萌音)は「安子編」のみに登場し、るい(深津絵里)は「るい編」では主役ですが、「ひなた編」ではヒロイン・ひなた(川栄李奈)の母として登場します。
「ひなた編」の後半で、ひなたの祖母にあたる安子がどのように出てくるのかも、終盤の注目ポイントです。

3つに分かれているため、途中の「るい編」「ひなた編」から見ても楽しめるようになっています。ただ、いろいろな伏線があるので、気になったところは戻ってダイジェストやオンデマンドで確認すると更に楽しめます。

英語・あんこ・ジャズ・時代劇

ラジオ英語講座・あんこ・ジャズ・時代劇が、100年の物語を繋ぐキーアイテムとなっています。

4つのアイテムが、前面に出てくるというより、要所要所で絶妙に物語に絡み合ってきます。

番組タイトル「カムカムエヴリバディ」は、第二次世界大戦直後のNHKラジオ英語講座・通称「カムカム英語」のオープニング曲のタイトルから取られています。

そんなわけで、「英語」が前面に出てくるかと思いきや、そこまで前面には出てきません。前面には出てきませんが、物語の重要な要素として登場してきます。その登場の仕方が絶妙です。

安子にとっては、パートナーと繋がるもの・記憶に関するものとして。るいにとっては、母との記憶に関するものとして、また、パートナーと繋がるものとして。ひなたにとっては・・・といった具合に、何らかの形で関わってきます。

「ひなた」と「英語」の関わりは?

3人目のヒロイン「ひなた」と「英語」がどのように関わってくるのか、3月4日(87話)までの放送では、まだハッキリとは明示されていません。

子供時代に「忍者が好きな外国人の少年」に恋をしたことで、ラジオ英語講座で英語の勉強を始めるものの、続かず終わる・・・という話が出ていましたが、それ以上の関わりは出てきません。

次回予告などを見る限り、時代劇が好きで太秦映画村に就職。映画村に来る外国人観光客との関わりで英語が必要となる・・・。という展開のようです。

なお、「忍者好きの外国人の少年」との別れ(70話)から、「太秦映画村に来る外国人観光客」の登場(91話?)まで数週間、ナレーション以外で全く英語が登場しないため、「あれ?これ、英語の話なのに、全然英語が登場しないぞ。」と思った人もいたようですが、そのぐらいの英語との接点が、むしろ親しみやすく、共感できるものになっているように思います。

仕事で英語が必要に 好きなもののために学ぶ

過去に英語を勉強しようとして上手くいかなかった。でも、仕事で必要になった。好きな仕事のために、好きなものを通して改めて一生懸命に英語を勉強したら、どんどん上達した。そんな経験をした人、結構多い気がします。

実際、ひなたを演じる川栄李奈さんも、このドラマのために英語を猛特訓したそうです。学生時代の勉強は苦手だったけれど、社会人になってからの学びは、色々と得るものが多くて面白いと感じている人も多いかと思います。そこも、川栄李奈さんと重なる部分かもしれません。

英語との関わりは、ここで書いたものとはもしかしたら少し違うものになっているかもしれません。ここまでのお話が非常に面白かったので、いずれにしても、今後の「カムカムエヴリバディ」の展開、楽しみです。

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