頭の中で考えてることを綴りたい2 ~アンカリング~
ふと、数字の魔力について、社会的な観点から気になった。
ダン・アリエリー氏の『予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』(早川書房)を読んでみる。読み直して5回目くらいだろうか。
時と場合によるが、数字は人々へ強烈なインパクトを残す。
例としては、「アンカリング」というものがある。
例えば、以下の例で考えてみる。
・あるウイルスへの感染者数が全世界で1,000万人に到達した。
・そのなかで、新規感染者数がA市では同日に100人、B市では同日に1人