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【本から学ぶ】時には人を嫌ってもいい【21-3】

ごきげんよう、皆様いかがおすごしですか。
今日は久しぶりに本から学んで行きます。今学んでいるのは「人に振り回されず自分の人生を歩むこと」です。

そして前回から、「自分と他人の間の境界線をきちんと意識し守ること」について学んでいます。

(前回からかなり時間が空いてしまったのでリンク張ってみました。)

境界線を越える「ラインオーバー」をしないためにどのようなことに気をつけていけば良いのでしょうか。

本書では第一歩として「他人からラインオーバーされた時の嫌な気持ちに気付くこと」、そして距離を置くことが挙げられています。

この嫌な気持ちを感じて人と距離を置くのが、私はとても苦手です。今までの人生の中で、私に嫌なことをしてきた人たちは山のようにいますが、その人達からうまく距離を置けたことは少ないです。嫌なことをされて、「嫌だ!関わりたくない!」と思っても、「嫌ってはいけない、あからさまに距離を置くのは大人げない」と思い、我慢を続けてしまいます。我慢を続けた後、結局気持ちが爆発してしまい、連絡を絶ったり、退職したりして急に関係を断つことが多いです。上手く離れられればいいのですが、人間関係を壊す、いや、悪く思われたくなくて、いつもいい顔をしてしまいます。結果、急に関係を断つという最悪の終わらせ方をしてしまい、凹みます。

苦手な人に向かって「苦手」「嫌い」というのは角が立ちますが、「苦手である」「違和感を感じている」ということだけは、自分の中の事実としてはっきり認めてしまった方が健全です。
本当は苦手なのに「自分はあの人のことが苦手なんかじゃない」と思い込もうとすれば、自分の中にひずみが生じてしまいます。
自分の気持ちに蓋をした結果、自らの心身が不調になってしまっては元も子もありません。
(中略)
もし誰かのことを苦手だと思ったら、それが家族や恋人だったとしても、接する時間をいったん減らし、好ましい人たちとの人間関係の割合を増やし、自分の身体がどう反応するかを、じっくり感じてみましょう。
きっと世界が健やかになっていくはずです。

鈴木祐介『我慢をして生きるほど人生は長くない』,株式会社アスコム,2021,P72-73

苦手だと感じることに蓋をせず、事実として認めてしまう、嫌な人とは付き合わず好ましい人との時間を増やす。なんとなく、みんなに平等に接しないといけないと思っていたので、「そんなことしていいのかな」というのが正直な気持ちです。でも自分の気持ちに蓋をし続けて心身が不調になっているので、自分の周りの付き合う人を慎重に選んでいくのはやっぱり大事なんだなと思いました。

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