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【本から学ぶ】等身大の自分を冷静に見極める【19-2】

前回からアホと戦わない術を学んでいます。

そもそもアホと戦ってしまう人はどんな人なのでしょうか?本書では以下の特徴が挙げられています。

・正義感が強い
・自信にあふれる
・責任感が強い
・プライドが高い
・おせっかい

「正義感が強い、責任感がつよい、おせっかい」はHSPの特性に当てはまっており、もれなく自分も該当するなという自覚があります。

「自信にあふれる」は・・・あまり心あたりがありません。

「プライドが高い」は少し悩む所です。「私は誇り高き人間だ!」とは思っていませんが、本書で指摘されている「妙なプライド」は自分でも持っているのではないかと思います。

「妙なプライド」はちょっとした成功体験で持ってしまうそうで、その成功体験から「自分が正しい!」と思い込んでしまうことだそうです。私は最近、仕事で出来ることが増えてきたため、この「妙なプライド」で仕事中の判断を「このやり方が正しいんだ!」と思い込んで進めてしまっている気がします。

たった一度の奇跡のような人生を思い切り使い切るために、最も無駄であり”百害あって一利なし”なのが、この妙なプライドである。これを断ち切るには、常に等身大の自分を冷静に見つめ、そこから遊離せず、目標に集中することだ。
(中略)
自分の目標を達成するためには、妙なプライドは天敵である。妙なプライドを持って相手を見下して張り合ったりするのではなく、本当に戦うべきは、要らぬプライドを持った自分である。

田村耕太郎『頭に来てもアホとは戦うな!』,朝日新聞出版,2014,P32

自分が正しいと思い込む「妙なプライド」がアホ、いや他の人とも無駄に戦ってしまう大きな要因です。妙なプライドを捨て、等身大の自分はどんな人間なのかを冷静な目で(感情的にみると自分を過大評価、過小評価してしまいそう)分析します。そして他人がどうではなく、自分に視点を集中させて目標に向かってすすんでいきたいです。

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